写真と空と自転車と
2019-11-10T22:18:59+09:00
knos3
自転車通勤とツーリング、楽に遠くへ、自転車に乗りながら、身の回りの小さな自然や気がついたことを写真にしています。
Excite Blog
WATANABE TOORU solo EXHIBITION 「軌跡」
http://knos3.exblog.jp/30565240/
2019-11-10T22:18:00+09:00
2019-11-10T22:18:59+09:00
2019-11-10T22:18:59+09:00
knos3
美術
先輩の展覧会に行ってきた、身の回りの生活を描いた日本画です。日本画は和紙に岩絵具とニカワで色を定着させていくのですが、金箔・銀箔など伝統的な技法を駆使した力作が並んでいる。この展覧会のために今月完成したばかりの絵も何点かありました。今は絵を描く時間が楽しくてしょうがないと笑顔で語っていた。植物と動物をモチーフにして自然体の表現で現代の「花鳥風月」を描いていて、猫がいる生活が透けて見えてくる。「軌跡」というタイトルには1976年から2019年までの、若いころの油絵から、2013年からの日本画が回顧展のように並んでいる。「昔の絵も今の絵も変わらないね」とみんなに言われるとか・・・・。
久しぶりに会って話すことは、昔話よりはこれからのことに話題が進んで行く、北欧旅行、古民家、木工、絵画、音楽、料理、今の生活を愉しむことがらに・・・。
木工所ができたら遊びに来てください。
knos3
191110 祝賀御列の儀
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ソラほんまちフェスタ
http://knos3.exblog.jp/30547577/
2019-10-28T20:38:00+09:00
2019-10-28T20:38:14+09:00
2019-10-28T20:38:14+09:00
knos3
木工所「折々」
今年の春から桜井市の「桜井本町通まちづくり協議会」に参加しています。木工所を構えるなら三輪・桜井周辺でと決め、地元の人たちの仲間に入れてもらって自分のできることをやりながら、紹介してもらえればと思っています。今回は10月26日(土曜日)、桜井市本町通り商店街の年に一度のお祭りです。桜井ニューカマーNEXTのコーナーをひとついただいたので、今までに作ったものを並べて見ていただこうと、初めての展示会をさせていただきました。
吉野檜積層曲木スピーカーをメインにしてコーナーの展示はまとまりましたが、子供が中心のお祭りなのと奥まった場所だったので、人がなかなか来てくれません。お隣の日本語学校は大盛況。クイズで100点取れば、木の鉛筆、しおりなどの景品ががもらえます。呼び込みも何人かの生徒さんが前にでて声をかけておられました。音だけでは誰も振り向きません。
来年は「折々」も人を引き込むアクションが必要です。檜のカスタネットを景品にして木に関するクイズをやろうと思います。前に出て、声をかけることも必要です。はじめての経験でしたが、物を作ることだけではなく、アクションを起こして、人の気持ちを動かすことがでできるかどうか・・・。今回は展示することで精一杯の「折々」でした。来年は工房もできているはずなので、展示も充実させて、ワークショップもできればと夢は膨らんでいく・・・。
来ていただいた何人かのなかには、耳に刺さらないスピーカーの音がいいといってくれる方がいました。昔はJBLを使っていたオーディオ好きの方で、映画の上映会をされているので、またの機会に参加しようと思います。生活設計所・木工所「折々」の開業に向けてコツコツと根っこをひろげていきましょう。人に聴いてもらうことで、客観的に音を捉えることができ、新たなヒントが見つかったり、これからどうしていくかのアイデアも見つかります。
初めてのイベントは準備が大変でしたが、機会があればまた参加しようと思います。「桜井本町通まちづくり協議会」の皆さんありがとうございました。
191028
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木住野佳子ライブ
http://knos3.exblog.jp/30096634/
2019-02-11T19:00:00+09:00
2019-02-11T18:52:58+09:00
2019-02-11T18:52:58+09:00
knos3
音楽
ビルボード大阪、木住野佳子の「New year & New Release Live 2019 -nuage- 」へ行ってきた。嫁さんの仕事に合わせて9:30からの2ndステージ。
最近聴いているのは、ゆったりと心落ち着く、どこか日本の音が聴こえて来る音楽。nuageというのは木住野さんが初めて訪れたという、モノクロをイメージしたパリのとある風景。エッフェル塔に浮かぶ雲。パリで作曲したジャズなんだけどそこはかとなく日本の音が聴こえてくる。ここ2ヶ月はずっとこれを聴いていたので、すんなりと体に染み入ってくる。すなおに音に身をゆだねることができる至福の時間、たまにはこんな時間があってもいいでしょう。耳と頭で聴くよりも、心と体が受け容れる音がいい・・・・。
まずはタイトル曲の
nuageから・・・・
La costa
New cinema paradise
Dance pf dinosaurs
Walz for debby
Somewhere before
Akari、CDのエンディング
最後にこれは外せないと、ビアソラのリベルタンゴ
アンコールは極楽鳥。
スピーカーをチューニングする耳を養うこともあって、木住野佳子が弾くピアノの音を確認に・・・・、ライブとはいえマイクがセットされているわけで、生音とは違うが音に張りがあって活きのいい音でした。ベースがいいんですよ、これが・・・・。早川 哲也という大阪のベーシストで、ガット弦を使っているそうです。詳しいことはよくわかりません。
ピアノはいけている、しかし、とてもじゃないがドラムは無理です。これは仕方がないとして、ベースはもう少し・・・、アンプでブーストしているのでまずまずですが、もうすこしブリッとした弦の質感が出るとよくなるんじゃないかと・・・。まあ11リットルという容量の小さな箱の割には大らかに鳴ってくれている。
演奏の後で、持って行ったCDにサインをしてもらい記念撮影も・・・。そうそう、元同じ会社の田村さんに出会いました。八花というところで友禅作家を目指しています。
190207
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天満散歩
http://knos3.exblog.jp/30067792/
2019-01-23T23:00:00+09:00
2019-01-25T23:43:39+09:00
2019-01-25T23:43:39+09:00
knos3
都市
散歩、図書館、インド料理、天満市場へ・・・・。
010122
knos3
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夕と食と神話
http://knos3.exblog.jp/30054329/
2019-01-17T18:12:00+09:00
2019-01-17T18:12:38+09:00
2019-01-17T18:12:38+09:00
knos3
都市
天満市場へ仕込みの帰り道、蝋梅の香りが漂う路地を抜けて川に出る。
芹、ウルカ、菜の花、芽キャベツ、季節の野菜が並んでいる。
今日は高知産の小なすがあったので一箱購入。小なすが食べたかっただけですが・・・。
なにもしない1日。
今日も歴史を読む、学びきれないほど、広く、深く、長い。
縄文から、ケルト、神話の世界はどこまでも繋がっている。
190117
knos3
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冬の空
http://knos3.exblog.jp/30049595/
2019-01-14T19:57:00+09:00
2019-01-14T19:57:34+09:00
2019-01-14T19:57:34+09:00
knos3
自然
ゆりの木の冬枯れした木立ちの間に半月がでている。月齢8.1、上弦の月。図書館からの帰り道。
遥か上空の飛行機雲を眺める。穏やかな1日、何もしない1日。
190114
knos3
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能面
http://knos3.exblog.jp/29990421/
2019-01-08T22:00:00+09:00
2019-01-09T02:29:52+09:00
2019-01-09T02:02:17+09:00
knos3
美術
第50回 能面を作る会 新作展にMT氏が制作した能面が展示されている。久々なのでぶらりと自転車に乗って会いに行ってきた。昨年は1年目で1作目なのによくここまでと思うほどよくできていたが、今年はさらに良いものになっていた。いい師匠につくというのはこういうことなのだと思う。今年は「十六」という名の面。能の「敦盛」に登場する、一ノ谷の戦いで討たれた弱冠十六歳の公達、平敦盛である。憂いのあるいい表情をしている。
能は昨年、能の発祥の地である奈良県の田原本町で、一昨年につづいて田原本たすきの会の能を見に行った。能と狂言を一題づつ。「寝音曲」と「熊坂」。長くつづいているものは、伝えていくことです。
今日は50周年記念なので特別にシテ上野朝義さん演ずる「翁」。面を掛ける動作が舞の中に入っている演目です。その後は面打ち師 見市泰男さん、シテ上野朝義さん、現代舞踊のジュンさん、三人による鼎談があり興味深い話を聞くことができました。長野県茅野市、約4000年前の中ッ原遺跡から発掘された仮面の女神は、冠と面をつけて舞をしている姿なんだとか。頭の後ろには面を止める紐がくくられていることが見て取れます。足元は能装束の袴のように見えます。聖徳太子の時代に秦河勝から始まり、室町時代に観阿弥・世阿弥によって完成されたと言われる能楽は、縄文時代まで遡ることができる芸能だったわけです。
もう一つの話は、舞踊家のジュンさん。日本の舞の動きは右足と右手が同時に前に出るナンバという動きです。為末選手のナンバ走りもそうですし、タイ式ボクシングも同じ左右2軸の動きです。同じ動きを探して世界を周ってみた結果はぐるっと環太平洋に分布している。半島の格闘技であるテコンドウは右手が前に出るときは右足が後ろに下がる、体の中心で回転する1軸の動きになっているので、全く違う動きだそうです。環太平洋の共通点は2軸の動きナンバとふんどし。インディアンもハワイ、サモアの人も確かにふんどし文化です。さらに納豆トライアングルというのがありまして、日本・ネパール・インドネシアの三角形の地域に発酵食品の文化圏があるという説。さらに中央アジアから、ケルトまでつながっている。能からはじまり時間軸は縄文へ、地理軸は環太平洋から、ケルトまで広がっている。
芝居という言葉は、もともと何もないところで演じていたことからくる。能楽でシテを演じる上野さんから見れば、現代舞踊のジュンさんの舞から、もともとはこういうものだったんだろうという原始の舞を感じているそうです。
knos3
190106
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あけましておめでとうございます
http://knos3.exblog.jp/29928616/
2019-01-01T11:11:00+09:00
2019-01-01T22:23:35+09:00
2019-01-01T22:23:35+09:00
knos3
生きる
あけましておめでとうございます
190101
knos3
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芸術の秋 03 灯しびとの集い
http://knos3.exblog.jp/29859660/
2018-11-21T00:10:00+09:00
2018-11-21T01:08:08+09:00
2018-11-21T01:08:08+09:00
knos3
木工所「折々」
毎年、仁徳天皇稜がある大仙公園で開かれる「灯しびとの集い sakai craft fair」へ行ってきた。日常に使う生活道具が揃った、好みが合うセレクトショップといったものです。今年は珈琲カップをひと組と小鉢をひとつ。
簡素で姿のいい焼き物があったのでひとつ追加して珈琲カップに。多治見で焼いている立花嶺さんの品。話してみると、なんと35年後輩。がんばってください。
不規則な規則性を追求している物理学系木工職人がひとり、富井貴志さん。顕微鏡写真は幾何学的な模様なんだけど不規則なシリコンの表面らしい・・・、内部は規則正しく並んでいるが、表面はなんとかいう粒子が動いて不規則になる、その様が面白い。来年が愉しみである。
同級生のMくんにも会えたし、3年後を目標にしていたが、なかなか計画通りにはいかないものです、いろいろと・・・・。
181111
knos3
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芸術の秋 02 拭き漆で甦る大和棟
http://knos3.exblog.jp/29859632/
2018-11-21T00:00:00+09:00
2018-11-21T00:47:59+09:00
2018-11-21T00:41:20+09:00
knos3
住まい
わが家にとっては憧れの古民家にお住いのMさん。以前から屋根の葺き替えが終わったとか、京都の唐紙屋に注文に行ったとか、家を継承することを念頭に置いた丁寧な改装している話を聞いていました。その改装が完成して、リノベーション見学会「拭き漆で甦る大和棟」に誘ってくれました。
代々つづく大和棟の庄屋屋敷は築300年。玄関を入って広い土間の天井は、長い歴史を刻んだ太い梁組みが風格を感じます。ところどころに写真パネルが置かれていてビフォア、アフターの比較ができます。室の格を表す高低差はもういらないということでしょう、板間と奥座敷との段が取り払われて、フラットになっていて、張り替えられた玄関の上り框から板の間は全て上質の桧板が貼られ、拭き漆で仕上げがされていました。
奥の座敷は、群青壁に塗られた床の間。金沢では群青や紅殻で塗られることも多く、昔は顔料としてラピスラズリが使われたらしいが、今ではあり得ないものなので化学顔料です。古い写真の群青壁は300年を経ても鮮やかな群青を保っていました。青い壁も違和感はなく、居心地のよい部屋になっている。細かく見ると釘隠しや違い棚、海老束、欄間の意匠などいたるところに細やかな手仕事の技を感じます。唐紙は京都の唐長。もともと使われていた版木が見つかったので同じものにしたそうです。雲母刷りのほのかな輝き。
築300年のお屋敷は古民家ならではのしっかりした構造を活かし、手の込んだ手仕事のいい部分を残して、きめの細かい配慮がなされた改装によって、古くて新しい空間になっています。今の時代にはもう作ることの出来ない古民家の質感がいいですね。これからさらに数百年引き継がれる家になっていました。我家はこんなに上質な古民家でなくてもいいのですが、早く物件が出てくることを祈っています。
土間の奥には5連の釜戸があり、この空間は今後はギャラリーやカフェなどで使われるとか。この角丸両面取りのタイルはもうありません。大切に使ってください。最後の写真は池大雅の書。ちょうど300年前の人なので、300年使われて今でも生きているアートなのだ。さすが・・・・。
トークセミナーは漆職人の辻利和さん。漆職人の仕事が半分に減ると、10人いればすべての職人の仕事が半分になるのではなく、5人に仕事が行かなくなるので、職人の数が減っていくのだそうだ。きびしい世界のリアルな話です。
この家から数分のところにある古市古墳群は、世界遺産登録をめざしています。ユネスコには認めらることより、いいものはいいという、日本人が価値観を失わなければそれで充分。失われていくモノやコトを継承することは大変ですが、いいものはいつまでも長く使い続けることが本当の価値を活かすということでしょう。
最近知ったのですが、古墳は遺産ではなく皇室によって今も継続して祭祀が行われている天皇家の「生きたお墓」なんですね。
181020
knos3
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芸術の秋 01
http://knos3.exblog.jp/29808255/
2018-10-22T11:13:00+09:00
2018-10-22T21:40:28+09:00
2018-10-22T11:13:42+09:00
knos3
住まい
10月になって、夜風が肌寒く感じる頃、ちょっと喉がガラガラしている。みなさん、健康に気をつけましょう。
大阪で作品の展示会があると姪っ子からメールをもらったので、早速行ってきた。ポタリングには最適の季節。桜宮公園を大川に沿って南へ下っていく、堂島川に面する堂島リバーフォーラムでのART NAKANOSHIMA 2018。
久々に見る姪っ子の絵、タイトルは「LAKE」。なんともいえないけどピンと感じるかどうかなので、どことなく下半分に水面の輝きを感じます。あかるい いい絵でした。主催者の奥村さんもいい絵だとおっしゃてました。昨年2017の奥村大賞にも選ばれているそうです。YKGのオーナーさんにもお会いしました。
絵が好かれるということは、すばらしい出会いだと思います。ひとりひとりに、好かれることが、大切なので。いい絵を描きつづけてほしいものです。陰ながら応援しています。
181021
knos3
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桧スピーカーをチューニングする。04
http://knos3.exblog.jp/29733720/
2018-09-09T18:00:00+09:00
2018-09-21T09:07:52+09:00
2018-09-09T18:10:10+09:00
knos3
木工所「折々」
方針が決まったので、バッフルを外して側板の補強もとって一度全てを元に戻してから始める。
実験用の仕切板を現物にあわせて墨付けして、手鋸でカット。組み込んでみて、ピッタリ合うように修正する。割れやすいので小口はテープで補強、本番では端を薄板で補強して作り直すつもりですが、まだまだ実験中なので・・・・。
音は?というと、雑味が取れてすっきりしました。細かい音がはっきり聴き取れるようになって、内部の定在波っていうのはこういうことだったのかとあらためて思う。補強を全てとったので、側板が自由になったせいか、中低音が豊かに鳴るようになった。これはいいです。
しかしすべてがいい方向に落ち着いたかというと、補強をなくした分、箱の共振は増えて響きは大きくなっている。たぶん側板が振動しているのでしょう・・・・。これが良いのか悪いのか、体が納得するには時間がかかるわけです。補強を入れるかどうかは、また1週間聴いて見ることです。
180802
knos3
180802 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。04
180802 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。03
180721-22 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。02
180510 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。01
180412 MarkAudio CHR70 V3 吉野桧厚突板曲物スピーカー、あともうすこし
180403 MarkAudio CHR70 V3 吉野檜厚突板曲物スピーカーのその後
180314 MarkAudio CHR70 V3 吉野檜厚突板曲物でつくるスピーカー
180105 MarkAudio CHR70 V3 心地よい音を聴きたい
171222 MarkAudio CHR70 V3 スピーカーの図面を描いてみた。
120506 MarkAudio CHR70 V3 スパイラル
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桧スピーカーをチューニングする。03
http://knos3.exblog.jp/29680235/
2018-09-09T11:00:00+09:00
2018-09-21T09:07:19+09:00
2018-08-10T11:33:35+09:00
knos3
木工所「折々」
ひと月の休憩をはさんで、3ヶ月かけてあれこれ実験してきました
・バスレフダクトの調整。
・側板の補強する。
・吸音材。
・内部の定在波をなくすこと。
この4点です。この4点だけでもの順列組み合わせと、どの程度やるのかが無数にあるので、Mさんが心配するように迷路に入っていくのです。今回はこの箱を活かすためのチューニングですから、方向性はわかりました。急がず慌てずのんびりやれば、音楽は体で聴くものだと思っているので、「体の声を聴け」がいい答えを出してくれます。
・箱の特徴を活かして密閉型で行く。・補強材は少なくてもいい。中低音がよく響くように・・・・。
・吸音材は10-14個程度が上限。増やせば低音の締まりはよくなるが、音が前に出てこなくなりつまらない音になってしまうから。
・最後に解決していないのは、戸澤式レゾネーターでは取りきれなかった内部の定在波をなくす方法はいかに・・・・。
箱の内部に発生する定在波を取る方法ですが、今回は2面をつないで1つの曲面にしたので、3面のうち2面は平行面が無くなっています。しかし、左右の側板、1面だけは対策が必要です。今回の条件では一番簡単な戸澤式ジェネレータを3つ入れても効果が足りませんでした。定在波は内部の平行面で繰り返し反射することで起きる現象ですから、曲面で内部を仕切ることで平行面をなくすことですができるかもしれません・・・・これも実験。
定在波をなくす方法は他にもいくつかあって、一世を風靡したB&Wのマトリックス方式のように穴が空いた板で小部屋に仕切ることによって、消音器のような効果があります。小部屋の中で反射を繰り返すことで定在波を切ってしまうやり方です。マトリックス方式のもう一つの利点は、箱を強固な構造で固めてしまうことで余分な振動が起きないようにすることです。今回は過度に振動を抑える必要はないので構造的に強固なものは必要はありません。
そこで柔構造の薄板で内部を曲面に仕切るマトリックス方式を考えてみました。内部はL型に枠組みしてあるので曲面の隅と対角にある枠の間を曲面の薄板で区切るようにすれば、薄い仕切り板で振動を吸収しながら、定在波もなくなるはずです・・・・たぶん。
上図のように、入れてみる。
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180802 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。04
180802 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。03
180721-22 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。02
180510 MarkAudio CHR70 V3 桧スピーカーをチューニングする。01
180412 MarkAudio CHR70 V3 吉野桧厚突板曲物スピーカー、あともうすこし
180403 MarkAudio CHR70 V3 吉野檜厚突板曲物スピーカーのその後
180314 MarkAudio CHR70 V3 吉野檜厚突板曲物でつくるスピーカー
180105 MarkAudio CHR70 V3 心地よい音を聴きたい
171222 MarkAudio CHR70 V3 スピーカーの図面を描いてみた。
120506 MarkAudio CHR70 V3 スパイラル
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市場は旬
http://knos3.exblog.jp/29688640/
2018-08-15T10:30:00+09:00
2018-08-15T10:24:10+09:00
2018-08-15T10:20:38+09:00
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食
自転車に乗って、天満市場へ。夏の暑い日はお好み焼きとかき氷がわがやの定番になっている。天神橋筋商店街のせまい路地にはいると頭の上で大量の室外機がうなっている、夏だから・・・。
市場には旬のものを買いにいく。夏の果物は桃がいい。今年は豪雨の影響で入荷が少ないんだとか。盆の頃にはもう入ってこないんじゃないかと・・・心配していた。わが家には大糖領を1個だけ買ってくる。
ここは市場だけあって全国の青果、鮮魚が集まる。安いものもあるし、上等なものもある。品揃えの幅が広い。おもしろいところでは、料理屋が仕込みにくるので、専門の八百屋があり、アーティチョーク、リーキ、ホワイトアスパラ、ラベンダーアスパラなども取り揃えてある。
なにより、通りすがりに聞こえる魚屋のにいちゃんの掛け声「昨日まで沖縄の海にいた海ぶどう、こんな大粒見たことないやろ・・・・」と。
ここへは週に一度来ています。出汁に使う削り節は、目に前の大きな鉋で削っている「丸亀かつおぶし店」で。煮物につかう濃いめ出汁というと、サバの方がいいで!缶に入れたらあかんで紙袋のまま冷蔵庫や、と教えてくれる。いまでは上等なかつおより煮物や味噌汁にはこっちがおいしいのでサバ削り節を冷蔵庫に常備している。つぎは昆布やのおっちゃん、昆布は日高は・・・・羅臼は・・・・濃い味なら羅臼やな。大阪は出汁の文化だから削り節と昆布はちょっとうるさい。
吉兆で板前の経験があり、家庭料理研究家である土井善晴さんの言葉で、「家庭料理が一番うまい」その心は、季節感のちがいにある。料亭は季節を先取りして「走り」を粋に食べさせるところですが、家庭では今が盛りの旬をいただく。ともに季節を愉しむことに変わりはありませんが、たしかに旬は安くてうまい。それに加えて、家庭では茹でたて熱々をいただくことができるが、料亭ではとうてい無理なこと。ここも家庭料理ほうに軍配があがります。
おいしいものにこだわるより、旬のおいしさをいただき、普通の食べ物をおいしいと思える感覚の方が、幸せなんじゃないかと・・・・。
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第30回なにわ淀川花火大会
http://knos3.exblog.jp/29673055/
2018-08-06T09:30:00+09:00
2018-08-06T09:29:21+09:00
2018-08-06T09:29:21+09:00
knos3
都市
春はあけぼの、夏ははなび、暑い中でも、花火は行く。夜空に眩しく輝く光とズッドゥォーンと腹に響く音、打ち上がってしまえば、すなおに体が反応します。新作を見つけるのも愉しみのひとつ。青い大玉の中の白い模様が幾何学的に変化していく姿にハッとする。
なにわ淀川花火大会は今年も大盛況、いつまでもつづいて欲しい大阪の夏の風物詩のひとつですから、今年も船にのりました。今年から、市と府、国交省も協賛しているようです。
大川、淀川に沿って自転車で走ると、ゆっくり行っても30分。入り口前の階段まで辿りつけますから、いくつになっても自転車で行くことに・・・。人の混雑には困っていましたが、うまく流れを作れるようになってきた。見物客もなれてきたのか、快適に見ることができるようなってきた。毎年進化している花火大会に感謝。
見た目とはまったく違う絵が好きではなかったのですが、カメラが変わったことを機に今年は初めて花火モードを使ってみました。手持ちなのでぶれてますが、簡単キレイですね。来年は小型三脚を持っていこう・・・。
180804
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