人気ブログランキング | 話題のタグを見る

写真と空と自転車と

気侭に・・・・02

気侭に・・・・02_c0015099_21492610.jpg
生で食べてみろと言われて渡された新鮮な万願寺唐辛子、収穫した後で鮮やかな赤に変わっていくのだそうだ。齧るとパキッといい音がする。口の中にほんのりとした甘みがふわっと広がっていく。種の部分も真っ白で、一緒に食べてしまうのだ。

唐辛子を生で食べることにも驚いたのだが、これが美味いのにはまた驚き。苦味も青臭さもなく、さわやかな果物の味がする。これが、本当の野菜の味なのだろう。野菜好きの我が家でも、生食するのは、キュウリや、トマト、キャベツなどに限られる。ところが、新鮮な野菜なら何でも生で食べられるのだという・・・・。

それなら、アスパラなどはさぞかし美味いのだろう・・・・15年もののアスパラがあるそうだ、直径2cmもあろうかという太いアスパラが、これまた美味いのだそうだ。

正しく作っている野菜を、穫りたての新鮮なうちに食べるから美味いのだね。

次々に出て来る、ピンポン球より大きいジャンボニンニク、メロン、完熟ブルーベリー、どれも最高の野菜と果物。しかし、昔なら野菜は当たり前にこういうモノだったのだろう。

今の農業は、流通のコストと流通に時間が掛かることが問題なのだ、生産地で安く買われた野菜が、仲買いを幾つか通っていく。市場価格の変動を見ながら高値になれば出すし、安値のときは冷蔵庫に眠らせて置くから、最低3日から長くて1週間かかる。だから我々の口に入るときには美味しさは半減しているのだ。ピーマンの種は真っ白じゃないからね。

和束の地で作ったTさんの野菜は正しく、美味しい。でもひとりで作るのは大変な苦労があるんだそうだ。

080906

knos3

気侭に・・・・02_c0015099_21495863.jpg
気侭に・・・・02_c0015099_21503519.jpg
気侭に・・・・02_c0015099_215056100.jpg
気侭に・・・・02_c0015099_21511747.jpg

by knos3 | 2008-09-12 22:00