東吉野へ、芳野川、平野川、高見川。 02
山には春の姿がちらほら、ほんのりと桃色の新芽、木津で休憩、昼食には山菜うどん、春の味だ。シャキっとした新鮮なワラビがうまい。
R166に出て、西へ、新木津トンネルの手前で側道に入り、トンネルの上を越えて高見川に沿って吉野杉の森の間を抜ける道を下って行く。日裏川、四郷川が合流するところに丹生川上神社がある。日本最古の水の神で、水の神の総本社、摂社丹生川上神社は重文、うっすらと極彩色の飾りが残っている。安倍晴明が祈雨の参拝したかもしれない社・・・・。いまでは電力会社から信仰されているそうだ、ちなみに絵馬は東京電力と関西電力の寄進だった。
クリンチャーにしてから2度目のパンク、ガラス片が刺さっていた。これを良く見ておかないと繰り返しパンクすることになるから、要注意。小さな木切れをいつもウエストバッグに入れて持っている、ポンプを安定させてバルブが曲がらないように木切れを台にして、ポンプをしっかり地面に押し付けて180回でも7.5気圧、腕がだるい。修理して30分ほど休憩。
しばらく行くと格子組の古い家が立ち並ぶ宮滝に入る。今では千本桜の吉野山の方が有名だが、もともと吉野の中心はここを指す。宮滝は1300年前に吉野離宮のあった場所、今は遺跡の発掘が行われているそうだ、またゆっくり来ることにしよう。さあ、あとは真っすぐ、吉野川まで快調に走る。
サイコンの文字が薄く消えかかっていたので電池を入れ替えると、データが飛んだ。電池交換後はリセット、タイヤ周長を入力しないと動かない、要注意!。
吉野川まで来ると、雲の合間に青い空が覗いていた。五條からは道なりに右岸に出てしまい、つまらんR24、単調な国道はただひたすら走る。田中本店で柿の葉寿司を5個+サービスの1個をおいしくいただく、熱いほうじ茶が旨い。これが今日最後のニンジン。橋本へは5:25到着、急いで5:33の急行難波行きに乗り込む。良く走りよく食べた・・・・いい一日でした。
東吉野へ、芳野川、平野川、高見川。 01
ALPS LAB ROUTE 榛原 高見川 橋本
走行距離 約100km? サイコンの電池切れでデータが飛んでしまった。
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帰ってから、宮滝の歴史、文化、和菓子屋などを調べていると、東吉野にいいニンジンが見つかった。丹生川上神社の手前を南へ、摂社丹生川上神社の前を通って四郷川を上って真っすぐ、うわさには聞いたことがある店、狭戸にある「レストランテ ロアジ」。いい道を走って、いい空気を吸って、自家栽培の野菜を使った旨いイタリアンをいただく、ちょっと贅沢だね。次回の吉野へ行く時の愉しみがまた増えた、初夏の吉野は新緑がきれいだろうな・・・・。
080420
knos3
kouseraさんからのコメントがあったので、丹生川上神社の説明を載せておきます。