吉野大峯林道 02
五番関トンネルからは洞川温泉に向かって落ちるように下って行く。見覚えのある風景だ、山上川に沿った気持ちのいい道がつづく。
日本名水百選「ゴロゴロ水」、陀羅尼助丸の店、趣きのある温泉宿、花屋徳兵衛、などが立ち並ぶ温泉郷へ。ここで昼食、何かないかと探していると、つくだにや「増小」がある、白いご飯に佃煮、これはいいと思って聞いてみると、ごはんはない。熱いお茶と試食の佃煮ををいただきながら、ほっと一息。保存料を使わず地元産の山菜を使ったもの、薄味のおいしい佃煮でした。まじめにつくったものは旨いのですね。山ぶきとわらびの佃煮をお土産にする。いい店です。
ここからさらに下ると天川村に入る、道幅も広くなって走りやすい。川の名前がいつしか天ノ川に変わる。深い碧がきれいな、まさに清流。杉の木立を通して、川面に紅葉が映り、日本画のようです。景色を楽しみながら、快調に40-50km/hで走る。最高の気分。
目の前を野生の猿が横切った、止まって写真を・・・・いるいる、十匹ほどの猿が集団でいる。こちらを見ているがカメラを向けるとさっと逃げていく。お墓のうえにも猿が・・・・。
猿谷貯水池でR168に出る、左に十津川、右に峠を越えて、丹生川に沿って五條へ。4kmほどのこの坂、このカーブを曲がれば・・・・と思うとまだつづいている。清滝峠を思い出しながら・・・・手強い峠でした。明るいうちに橋本に着きたいから先を急ぐ。もう後は下りだけと思っていたら、また小さな上り下りがつづいていた。100km走ったあとでは、小さな坂も大きく見えます。
5:45に橋本駅に到着、6:11分発、南海電車の急行で、なんばへ。
長い一日、いい一日でした。
天川村の猿、キャキャッと鳴きながら逃げていく、痛い目に合った記憶がDNAに残されているのか、高い木に登った猿にカメラを向けても、ガサガサッと枝を揺らして逃げていく。遠くの墓石で悠然と構えているのはボス猿?
今日走ったコースはこれ、
ALPS LAB Route 吉野大峯林道-泥川-天川-橋本
吉野大峯林道 01
走行距離 108.90km 走行時間 6h14m31s 平均速度 17.4km/h 最高速度 54.2km/h
071110
knos3