・時間・空間・生物・宇宙・自転車・
コンセプチュアルなモダンアート、木の化石と宇宙の写真、赤、緑、青い光の照明のボックスの中には、シダや水草、キャベツ、アスパラガスが生きている。それぞれの色には意味がありそう。クスノキの珪化木は断面が磨かれて黒く光り、維管束や年輪が鮮明に見えている。
よくわからんアートが多い中、生き物と、空間・時間・光・・・・。解らんようでも、生き物の姿があるだけで、なんだかほっとするのは、人の頭での想像だけでなく、人も含めて生きているモノの力と自然が造り出した造形には存在感があるから。
この方の作品展は昨年もここで見た記憶がある。
外に出ると、風変わりな人が近付いてきて、話しかけてくる、「自転車はいい・・・・車に乗っていちゃいかん」。「湘南でもクマゼミが増えた・・・・、八ヶ岳で沖縄の蝶が飛んでいる」。「カッコだけじゃ行かんぞ、走らないと、・・・・」「スピードだ・・・・」「鉄か、重いな・・・・」「俺のは50万・・・・」彫刻家の言葉は、一方的だが、力強い、自然のことを生き物の住む環境の変化を心配しているようだった。
自転車はいい、その言葉には素直に同感。
休日出勤の帰り道、近場のアートコートギャラリーにて、アートな人と出会う。
070927
knos3