香落渓ー曽爾高原ー室生寺 01
6月の日射しは強い。光はくっきりと透明感がある。緑が鮮やかに映える。それでいてこの時期にしてはめずらしく、さわやかな風が吹いている、涼しい。今日は絶好のツーリング日和。
梅雨の時期は、走る機会が少なくなる、だから、晴れれば走りに行くことにしている。
雨の予報だったから、計画していない、こんな日は気持ちのいい所を走りたいね。輪行して遠出してみよう。午前中はゆっくり過ごして、遅めの11時に出発、さてどこへ・・・。とにかく出発して、走りながら考えよう。南へ走りながら、近鉄・・・上本町・・・名張・・・曽爾高原、落香渓に行ってみよう。11時50分の近鉄特急で名張へ、さてどっちへ走ったらいいのか、コンビニで地図を見ながら概略の計画を立てる。
ここでもう1時のスタート。青蓮寺川にそって上って行く。ダムまでぐいっと上る。湖の畔の道を走ってみる、車の通らない旧道、百々まで行って引き返す。こんどは本流の青蓮寺川を上って行く、山の急斜面が迫る深い谷を蛇行しながら川が流れる、新緑が眩しい光を通して輝いている。多くの釣り人が川の中に立ちこんで構えている。友釣りのおとり鮎を流しているのだ。途中にダムがあるからここの鮎は放流されたものだね。
川に沿ってずっと上りっぱなしの25km、初夏の香落渓は秋とはまた違って新緑の渓谷だ。急に視界が開いた、渓谷を抜けて曽爾村に入る。遠くの山の上に曽爾高原が見えてきた。道の端に「十割そば」「地酒」の黄色い暖簾が見える、そのまんまの「黄色いのれん」という名の店、ここで休憩。なかなかいい店でした。
まどから曽爾高原が見える、あそこまで上るのか・・・。
走行距離 92.38km 走行時間 4h33m18s 平均速度 20.2km/h 最高速度 60.4km/h
ALS LAB 01 名張ー曽爾高原
ALS LAB 02 曽爾高原ー桜井
つづく・・・
070616
knos3