最適ポジション
自転車をながめながら、自転車に想いをめぐらす。
丁寧に造られたハンドメイドのフレームはいいね。薄くカットされたラグに刻印のあるもの、機能だけじゃなくって、美意識を持って心を込めて造られたものにモノとして魅力を感じる。日本のクラフトマンシップはかつては良いもの造ってましたから、またオークションでOLD ZUNOWを探してみようかな。エンドを130mmに広げて、再塗装して、フォークはカーボンがイイかな。サドルは・・・腰にやさしいモノ・・・。それじゃシートピラーもカーボン・・・になる。ということはピラー径が27.2mmか・・・。
20050604 昨年考えていた基本ポジション。昨年とくらべると、後ろ乗りが定着したことでBB芯ーサドルトップが5mm短くなって、BB芯ーサドル前端が50mmこれは変わらず。この位置ならクランクが12ー1時のところで廻しやすく力が入りやすい。サドル先端ーハンドル芯は475mmでー45mmが楽でいい。サドルとハンドルの位置関係はこれで決定。フレームを決めるにはまずは自分のポジションが決まる事だ。
このポジションにフレームを嵌め込むと、どうもトップ500というのは、無理のようだ。トップを短くすると、つま先が前輪に当たるので、前輪を前に出すためにシート角を大きくする必要がある、通勤用ジャイアントのようにシート角76度なんてことになる。シート角が立ってもサドルの位置は変わらないから、トップチューブが短くてもサドルとハンドルの距離は遠くなってしまう、これでは意味がないのだ。
競輪選手やスプリントの選手のように前乗りの人にはこれでいいのだが、のんびりロングツーリング派の私には、後乗りの方が楽に気持ち良く走れるから、ここは譲れない。したがってフレームサイズはシート角74度以下でトップチューブが510ー525mmまで。74度なら510ー515mm72.5度なら530mmが上限だ。
ただしこのサイズは90mmステムを使う前提だ。さらに身長の低い人はステム60ー70mmを使わないと700cのフレームには乗れません。ちなみに嫁のVIGORE 2004は74度トップ505mm、ステム60mmこれでも体の硬い人には少し長いかもしれない。
身長168cmの日本人に合うフレームサイズは、シート角74度、トップ515mm、これだ。
シートチューブはステムの高さに影響がする。ステムが高く飛び出すのはかっこうが悪いから、見た目を気にするなら520ー530mmは必要。サドル高さー45mm=ハンドル芯なら、シートチューブは530mmがベスト。楽に乗る時はー15mmまで上げるときもある。でも、今はトップが長くて、こんなサイズはめったにないんだな。PRO MIYATAが近いサイズなんだけど・・・。
などと、来春の天竜川にむけて想いをめぐらしているのだ。
060909
knos3