Wレバー ー カンパ・バレンチノ?
最初に使おうと思ったパーツがこれ、カンパCレコード時代、フリクションのWレバー。どのグレードかは分りません。いろいろ調べてみるとバレンチノじゃないかと思うのですが、定かではありません。かれこれ15-20年ほど前のパーツ、アルミが白くなっていたので磨き直してみました、小さなパーツですがいいパーツには存在感がある。
Wレバーだけはカンパが一番、これだけはこだわりです。固定ボルトを緩めて、滑らかにスルスル動く状態でもぴたっと止まる、この感触が抜群です、シマノも、サンツアーも及びません。自分の手の感触で変速するのは気持ちが良いですね。
というのもこれならどんな、鈍な、ディレ−ラ−でも正確にコントロールが出来るということ。ですから手持ちのパーツには名のあるディレ−ラーはありません。キャパシティさえ合っていればなんでもOK。
ZUNOWで使っているものは形もパーツ構成もずいぶん違うのだが、同じようにピタッと止まる。それは、お皿状のワッシャーで常にテンションが掛るような構造と台座にぴったり隙間なくはまるほどの加工精度の正確さではないかと思う。
世の中STIレバーでカチカチ、パシッパシッと手元で変速する時代。Wレバーでのんびり悠長なサイクリングもいいじゃないですか。
ZUNOW・Wレバー ー カンパニョロ
P.S. バレンチノは全然、時代も形も違ってました、ビクトリーかも知れません?
060423
knos3