クロスバイクへの道 その1
kouseram sunから公開質問状がきた。MTBをクロスバイクにしたいけどどうしたらいいか・・・・。
春もすぐそこまで来ています、自転車にはいい季節。メンテナンスをしっかりやって、カメラを持って気侭にポタリング、いいね。
質問の内容ですが。テーマは:MTBをクロスバイクにチューンナップする。
予算は:一万円以内。(厳しいかなー・・)うーん、かなり難しいけど、なんとかしてみましょう。
■左からクロスバイク、700Cのホイールに25-28mmの細いロード用タイヤ、ギアはフロント3段でギア比はMTB並。ダートは無理としても、街なかでも、サイクリングロードでも、まずまずこなせる。これにもいろいろなタイプがあって、一般的にはMTBフレームにロード用のホイール。それとロードレーサーにフラットハンドル、これをフラットバーロードと呼んでいる。気軽に走れる事が特徴の万能バイクですね。歩道も走れます。重さは10kg前後。
■真ん中はMTB。26インチのホイールに1.5-2.0インチの太いタイヤで、ダートも走れる。そのために強度が高い、がっちりした乗り味です。重さは10-13kg。これをベースに1.0-1.25インチの細いタイヤにすればクロスバイクにもなる。より軽く走るための改良です。
■右がロードレーサー。700Cのホイールに19-23mmの細いタイヤ、特徴は軽いこと。タイヤが細い。少ない力で長く走るための自転車です。ドロップハンドルで複数のポジションがとれる、長距離向き。
kousera sunが乗っていたランドナーは今で言うとロードバイクにMTB用のタイヤをつけた、クロスバイクです。長い距離を快適に、ダートも舗装路も走れる、万能型。ダートを走らないなら、軽量なクロスバイクが一番乗りやすいのでしょう、主流になっているのもうなずけます。
そこで、kousera sunに提案、この写真よく見てください、いまのMTBからタイヤとハンドルを替えるとほぼこれになります。ロードでクロスカントリーをする競技用の自転車です。
シクロクロスという自転車、クロモリのロードフレームに32mmのタイヤ。ドロップハンドルに変速はバーエンドシフター。ブレーキもカンチだし。山の中も、街の中も快適一台、そんなイメージぴったりじゃないですか?
060311
knos3