写真と空と自転車と

木の器と木の実

今月のお題「木の実」

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堺、大仙公園で開かれている、クラフト市「灯しびと」に行ってきた。出展者の質的平均値が高いのと、大きなセレクトショップのように目で見てわかるほど選考基準が一点に絞られているので、私にとっては実にいい店です。こんな店で売って貰えるとうれしい、三年後にはここで!と目標に設定。

気になった人は、高山の村瀬さん。勤めている製材所の中で挽物を挽いているそうだ。材料が身近にあるにはいいもので、建材として価値があるのは通直な木理で、節や瘤の周りの杢が出ている木理は端材として捨てられてしまうのですが、工芸的にはこっちの方がおもしろい。暴れやすく加工がしにくいので高い技術が必要ですが、それはそれ、割れても味がある、歪んだ形が面白い。使っているのは日本の楓の木、割れや節があってもいいじゃないか・・・・。そう思う今日この頃。

クラフトはやっと日本の土や風を感じるものになってきたように思う。伝統工芸の固い枠組みでもない自然体の民芸がいいんじゃないかと・・・・。

朝の光を受けて、我家の窓辺でいい表情でおさまっている。

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Knos3

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by knos3 | 2016-11-13 08:12 | 生きる | Trackback | Comments(2)
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Commented by kinokoji at 2016-11-24 01:37
神代風な色合いですが ちょっと色ずけしているのでしょうか。いいですね。
目の通った 柾目の木目の板を用意したら こんなプリントものは面白くないと言われたことがありました。節がある、割れがある、欠点がある、そうしたものの方がかえって本物らしくみえ 喜ばれることがあります。自然の見方 感受性が 以前とは変わってきているのでしょう。
Commented by knos3 at 2016-11-25 21:04
全国レベルで質の高いイベントなんですが、見た感じでは、古風な風合いがあるものに人気があるように見えました。本来の土や木、ガラス、皮の本来の素材感にさらに一工夫されている。皮に漆、木なら皮や節があって、割れている方が良かったり、鉄染だったり。用途のない陶器、ただの四角い土に蜜蝋。素朴な風合いが好まれる。きれいすぎるモノに飽きてきている感じを受けました。

いい傾向です、誰かに聞いた言葉ですが、技術と技法の違い、技術は学べるが、技法は自分で作り上げるモノ。今の時代は技法が求められているようにおもいます。技術の裏付けの上に表現する力です。これが難しいんですが・・・・。

学校はやっと自主製作に入って、違い棚を作りかけてますが、なかなか思うようには進みません。一つ一つの工程にいろんな仕口や工方法があり、こうしたいと思っても出来ないことが多いのです。考えながらの製作は楽しくもあり、越えなくてはならないハードルでもあります。