写真と空と自転車と

音を見なおす

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時間の余裕が出来たので、音楽再生装置を見なおしてみる。

先月から、イコライザーを使い始めた。マニアの間では、アンプからストレートに再生することが鉄則なっているので、いつの頃からか音質調整はやってはいけないものになっていたが、音は部屋の影響も大きいわけで、ピークやディップができるのは致し方のないこと。理想的な部屋で聞いている人はいないだろうから、足りない音、過ぎる音を補正していく。まずはAudirvanaのAUGraphic Equalizerで調整。まあ、多少の劣化はガマンしてでも、音を愉しむならありなのでは・・・・と。

今日は測定器の力を借りて、音を目で見てみる。SPから1.5mの位置にマイクをセットしWaveSpectraを起動する。グラフを見ながら、AUGraphic Equalizerでやってみると、まずまずフラットになった。

音はというと、まろやかなききやすい優等生的な音にはなったが、弾むような音の響きが消えて、音にキレがないような・・・・気がする。-12dbまで落としているので、劣化しているのだろうか・・・・。

AUGraphic Equalizerは調整できる周波数が31カ所と帯域が決まっていて、微妙なピークやディップに合わせることができない。AudioUnitsにあるもうひとつのイコライザーはAUN-Band Equalizer。周波数の設定が自由にできるのと、調整幅が設定でき、Narrow-Bandなのとピンポイントでピークやディップを狙えるわけです。これを使ってグラフを見ながら客観的にフラットになるように再調整すると、深いディップが無くなりよりフラットな特性になってきた、まずまず満足。それが1枚目の写真です。調整はピンクノイズで行うので、さて音を聴いてみると、第一印象は刺激的な音が減って、やさしい音になった。これでいいかというと、聴きやすい音にはなったが、音が遠くへ下がったように感じてしまって、やっぱりキレがないように思う・・・・。まあ、しばらく聴いてみないと判断できません。

下がAUGraphic EqualizerとAUN-Band Equalizerの設定画面。±12db以上ピークやディップがあるわけです。改めて部屋の影響が大きいことを感じる。設置場所に限度があるのでこんなものでしょうと、今日のところは理解しておくことに・・・・。

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時間に余裕があるのはいいことで、自作の音楽再生装置はいくらでもやることがある。

ベースの音を聴くことが愉しくなって、ここ数年低音の出方が気になってきた。ずっと課題としている低音が弱いことへの対策として、これまでにさまざまな事をトライしてきた。D級アンプのDAMP-3120から始まって、USB_DOUT2706、PCM1792DAC、デジタルアンプD_5709、電流帰還アンプAD00026、PCで聴くようになったこともあるが、重厚な装置よりも軽備な装置で、どれも低音が出るようになるだろう・・・・という目論見で手を入れてきた。

以前はSPを安定させるために、箱の底面には5kgもの小石を重りとして、剣山のスパイクで受ける。ツイーターを前後に動かしてウーハーとの位相を合わせる。吸音材は最少にして、戸澤式レゾネーター、カーボンの吸音材をユニットの背面に包むようにかぶせる。セッティングはミリ単位で正確に合わせること。こんなことを何年かかけてやっていた。小さなことの積み重ねで好みの音に一歩一歩近づいていく。

バスレフダクトの調整も数限りなく。結局はベースラインを正確に聴くなら密閉型しかないと、先月からとうとうダクトを塞いで密閉しているわけですが、音がこもった感じがするので吸音材はミスティックホワイトを一枚ずつ追加で入れてみる。数ヶ月はそのまま聴いてみて判断していく。オーディオっていうのはこういうもので、何をやっても音が変わるので、変わった事がよいわけではなく、よくなったかどうか・・・・自分の好きな音にする方法も実はよくわかってない・・・・エンドレスなわけです。音がいいとOさんが現場で手配してくれた通信用のケーブルも2年間しまってあるし・・・・長年使ってきたネットワークのコンデンサーとコイルの交換とともにケーブルも交換して使ってみないといけません。

ほかのSPもいろいろ聴いてみたけど、D130だけはこれから先も長い付き合いになるだろう、たぶん。

某メーカーのアンプ設計者が書いたレポートが某ガレージメーカーのメールマガジンで配信されてくるのですが。先日のメールマガジンに気になる記事があった。「非同期サンプリングレートコンバーターとPLL回路を組み合わせるとジッターの影響を取り除く機能がある」と書いてある。これだ!

PCM1792DACの中に非同期オーバーサンプリングコンバーターとPLL回路を組み込むことができるのです。製作当時はオーバーサンプリングしても原理的に理解できない話なので全く興味はなかったが、デジタル的な音と言われる原因がジッターにあることはわかっているのでやってみる価値は充分あるようだ。

アンプ製作会でもオーバーサンプリングすると音が良くなるという人もいたので、オーバーサンプリング自体の効果ではなく、ジッターをなくすことで音がよくなる効果はあったのだろう。なんだか良く分からないけど、いい音はいい。頭で理解できないことでも素直な耳で聴いていれば体は反応して答えを出していたわけです。

非同期サンプリングレートコンバーターとPLL回路の基盤は完成しているので、今度DACに組み込んでみようと思っている。これでPCM1792DACも完成か・・・・。

来年は、自分の好きな音楽を愉しく聴くために、ここから始めよう・・・・。

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knos3
by knos3 | 2015-12-27 23:30 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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