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またまた東近江へ

12月のお題 - 「冬枯」

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12月になって東近江の家は、畳が新しくなり室内がきれいになったというので確認にいってきた。植木も整理され2年前の写真に近くなっていた。いつ見てもいい家だ、と思うのは我家の生活スタイルにぴったり合っているからそう感じるのかもしれません。

納屋で木地を挽いて、納戸で漆を塗る。広い土間のまん中にカウンターを造って、そこで毎日朝晩のまかないをする。本を読んだり寛ぐのにも絶好の窓辺があるし、納屋の2階にはPCを置いて、SPをセットする、大人が遊ぶ空間としては最適だ。蔵も庭もいい。広すぎるくらいですが毎日を愉しく暮らしている姿が目に浮かびます。畑はないのでどこか近くに小さい畑を借りないといけません。低負荷生活にはかかせないモノです。

しかし、車を止める場所がないのは残念なことです。車はなくてもいいように公共交通機関で行ける場所を選んではいるのですが、これから何をするかにもよりますが、車が必要になった時のことも考えておかないといけません。




夏の間は一面の草に覆われていた庭は、草を刈って枯れた姿でも自然はしっかり生きている。蔵に絡んだ藤の蔓、屋根にかかった柿の枝から瓦に積もった落ち葉、床板や敷居は白蟻が食んでいる。こうして人の住まない家は自然の力によって痛んでいく。ブロック塀でさえ蔦が絡んでいくのを見ていると森の国なのだと感じます。豊かな自然の力と戦いつつ・・・・人が手をかけて自然から家を守っていくことを実感します。都会の生活しかしたことのない我家にとっては手強い敵になってくれることでしょう、たぶん・・・・。

都会から田舎へと、こういう環境で暮らしてみたいと思うのは粋狂なこと・・・いや、都会は大好きなので、理想を求めた田舎へのあこがれで移り住むわけではありません。なにかと手間がかかり、このうえなく不便はことを愉しむ余裕と体力があればこそ出来ることではありますが、これから世の中どっちへ転んでいくのかわからないので、低負荷生活のひとつの方法を試すラボラトリーのようなものと捉えています。そのために、まかないも木工も畑も含めてそこで生きるための技術を日々学習。今までのように利益のための学習ではなく、生きていくために必要な技術を身につけること。その延長線上で、人の役に立つまでのモノになることを目指しています。

もうひとつは今まで多くの人にお世話になってここまで生きて来れたわけで、なにかのかたちで恩返しをすることができればと思っている。そんなことを想いながら夢をふくらませているわけです。

151207

knos3

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by knos3 | 2015-12-14 23:50 | 住まい