写真と空と自転車と

40年ぶりの香嵐渓へ 02

10月のお題 「秋麗」

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2時過ぎに香嵐渓へ到着。赤い橋からほんのり色付いた紅葉が見える。お腹が減ったが、この時期は日没が早い。せっかく来たので五平餅は後回しにして三州足助屋敷を見ることに・・・・。

ここは、職人の技を目の前で見ることが出来る。残念ながら見たかった木地師の棟は本日休業。日本の木工旋盤があるが、シンプルな構造でモーターにチャックが付いているだけのように見えるが・・・・。鑿の添え木が使い込まれて黒光りしている。手作りの鑿も整然と並んでいる。乾燥中の木地、荒削り、中削り、拭き漆で仕上げをしたものと、解りやすい展示ですが、話を聞くことが出来れば・・・・。木工旋盤はどこで作ってるんだろうか。

竹の工房では実演中だったので、いい話を聞くことが出来ました。退職後10年余を経て、素晴らしい仕事をされている。竹ひごを作っておられたが、厚さ1mmにも満たない薄いひごを同じ厚さで均一に、たんたんと作られていた。これぞ職人のしごとです。師匠は85才でまだまだ現役、変わらずいい仕事をされています。

中でも、これっと言って出された、自分の道具入れとして作られた、竹籠が実にいい仕事です。この竹籠で竹ひごを250本使うのだとか、この竹ひごは竹の表面だけを使ってあり青い部分を軽く削いだだけのモノで独特の艶がある、色は2色で珈琲の出し柄でほんのり茶色に染められている。しかも幅が1mmから5mmまで10種類ある。だから波打った曲線の模様になるのだ。凄い技です。質の高い上品な逸品です。

機械製図をやっておられたのだとか、60才できっぱりやめて好きなことをやっている。2−3年修行して、ここで後継者になれたのも、巡り合わせが良かったと言ってました。理想的な生活です。

他にも、傘、織物、染色、紙漉き、炭焼き、桶、加治屋・・・。かつてのシンプルな生活を支えてきた、多様な技がここにはある。

薄暗くなってきたので、心惹かれますが、三洲足助屋敷を後にする、木地師の仕事を見に、また来ないといけません。ルートはもうひとつ足助街道を走るコースがありますが・・・・還暦ツアーにどうかな? 

やっと五平餅にありつく、本日最後の5本を焼いてもらう、味噌と醤油、ともにクルミ入り。こんがり焼いたご飯に香ばしい香りが、うまい。コンニャクの味噌おでん、これもおいしくなつかしい味・・・・七味をかけていただく。片道60kmほど走った後の、すきっ腹に浸みていく。さあ、帰りは半分残っている ので、腹ごしらえは完了。

おかみさんの話では足助の町並みは、川から見るといいらしい。尾張の人は飯田街道というが、こちらでは中馬街道というのだそうだ、ここで馬を代えて険しい山道を越えて塩を運んだことに由来する、その終点が塩尻。豊田から嫁いできた頃はまだ土間の台所で、底冷えがきびしく寒かった・・・・、釜戸は使ってないけど、朝早くから大変なことだったという。今は、ここに住んでいて良かったと思えるようになったと・・・・。これから田舎生活に入る我家にとって参考までに・・・・。

今度はいつ来るかわからないので、話に聞いた足助の町並みを見ておかないといけません。

帰りは日没で、気侭なツーリングは名鉄豊田から輪行する、楽チンです。御器所まであっという間の35分。今度は豊田まで輪行して、いいとこだけ走る・・・・でもいいかもしれません。豊田まで35kmほど、香嵐渓までは約55kmなので、ちょうどいい距離です。

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knos3

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by knos3 | 2015-10-23 21:20 | ツーリング | Trackback | Comments(7)
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Commented by kinokoji at 2015-10-24 00:57
木曾のろくろも プーリーとか買ってきて自作するとのことです。鑿みたいなものをロクロ師はカンナと呼んで これも自作するとのことです。
ロクロと旋盤の違い、逆回転もするのがろくろと聞きましたが、逆回転できる旋盤もあるような気がするんですが。
ろくろでは 松本で会ったロクロ職人のおじいさんのことが思い出されるのですが その話はまたいつか。
Commented by knos3 at 2015-10-24 09:35
自作なんですね、またいつか・・・。を待ってます。いろいろあるのでぼちぼち準備していきます。
Commented by yayoigaoka at 2015-10-28 00:28
40年ぶりですか。僕は紅葉の時期にはちょくちょく今でも行ってます。
いかがお過ごしですかね、悠遊自適とはいかに・・。還暦ツーリング兼ねて情報交換いたしたく・・。
Commented by knos3 at 2015-10-28 19:28
還暦ツアーにかるく紅葉の香嵐渓、11月中頃でどう?

働かなくてもいい生活とは良いものですよ。幸せな時間を過ごしています。

いかにして低負荷の生活をするかを考えて見れば、もっと早く気がつくべきでした。
遅くはないけれど、いろいろ考えてみると、生きるためには食べるコトと寝るコトが基本で、その周辺にさまざまな愉しみ方がある、そのためには収入がどれだけ必要かと考えれば、本来は最後に必要なだけの仕事があるわけなのだ・・・。

有り余った余暇の過ごし方は、頭で遊ぶ思考の世界と体を使うリアルな現実のバランスが取れた状態が、晴耕雨読+α。人との関係も大切です。

そのために場所が必要なので、いま探してます。
Commented by yayoigaoka at 2015-10-28 23:35
もう少し僕は仕事してると思うけど、選んでやりたいな、とか。了解、14,15日はと21日は用事があるけど8日とかはどうかな。下中さんにも聞いてみます。
Commented by knos3 at 2015-10-30 10:36
いいよ、11月22日(日)、計画しとくよ、足助街道と153の回遊コースのほうがいいかな。
豊田まで輪行で。
Commented by yayoigaoka at 2015-11-01 21:54
了解、よろしく!