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写真と空と自転車と

今年も室津へ 01

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3月のお題 「春の風」

今年も春恒例の室津へミニツーリングに行ってきた。天気予報は晴れ、昨日はポカポカと暖かかったので、軽装で出撃。大阪駅から7:45姫路行き新快速、姫路から8:51赤穂行き新快速に乗り換えて9:02網干到着。古い街並みを見ながら、あそこは構えがいいとか、蔵の明かり取りがいいとか、風化した焼杉板がいい味を出しているとか、勝手なことを言いながら走っていく。

揖保川の中州に大きな伽藍を構える龍門寺がある、いつも通る道からの風景が人の手が入ってどことなく綺麗になっている。見ると数名の住職さん見習いの方たちが寺の手入れをしている。住職になるために一年の間この寺で修行をしており、その一環として寺の手入れをしているそうだ。空き寺が多く、住職さんが足りないのだとか。お経はなんとか一年で上げられるようになるのだが、行事のしきたり、説法など、多くのことを覚える必要があるので、一年で間に合うかどうか心配されていた。どこの世界も人手が不足しているのだ・・・・。以前、OBで神主の試験を受けていた人もいたっけ・・・・。

この寺は石が多く使われていて、石畳の組み方が面白い。五色石を使ってあったり、丸石を並べただけで結界が出来る。真っ直ぐな石を並べるのも、幾何学的で面白い。お堂も磨かれて木の色が蘇っていた。ただ古いモノがいいのではなく、手入れされて使い込まれた、古いモノに良さを感じるわけで、それは遺産ではなく今なお生きている施設であれば、従来の文化財というほうが納得できる。古い寺も人の手が入れば生まれ変わるものなのだ。

揖保川左岸を南に下っていくと、河原では雲雀が賑やかな囀りでホバリングしている。中川の中州を越えて、岩見の交差点からR250に出る。岬をひとつ回ると朝の光に輝く春の海が見えてくる。足取り軽く快調なペダリングで道の駅「御津」へ到着。ここで小休止。走ることも愉しいが、嫁を連れてのツーリングに無理は禁物なので、余力を残して愉しく走ることにしている。ニンジンを充実させて、また来たいと思わせる計画にしているつもり・・・・。後は室津へまっしぐら、いつもの海鮮市場、堀市へ・・・・11時15分に到着。

いつものように美味い牡蠣。焼き方がポイントで、牡蠣の平らな面を1-2分焼いてからひっくり返すと牡蠣の殻はよく開く、とお兄さんが言っていた。焼きすぎるよりミディアムレア気味の方がふっくらとして甘みがあり、一番美味しい。普段は食事の量を抑えているので、今日は頭のリミッターは外して体の声を聞きながら、がっつりいただく。

いろいろ食べて、お腹は満足。梅の香漂う藻振鼻を周って、室津の港へ下りていく。愉しみにしているいつもの格子窓。今年は梅花の花瓶に生けられた梅の花。この季節にしか来ていないのですが、季節に合わせた花が生けられているのだろう・・・・。なにげない事ですがなかなか出来ない、いい趣味です。

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by knos3 | 2015-03-30 20:00 | ツーリング