西山瞳トリオ パララックス 03
翌日は大阪、ミスターケリーズでツアー最後のライブがある。前日のライブが良かったので、いいモノは共有するべし、嫁を誘って2日連続で今日は夜のライブへ・・・・。滅多にないことですが2日間みっちり西山瞳トリオ・パララックスの日。いいんだねこのトリオは、洗練された曲に、心地よい好みの音、タイトなリズムがピタッと合う快感、ドラム好きにはたまらない・・・・
2回目のライブはさらに、曲の構成がよく分かる。
美しい旋律、変拍子、緊張感、切れ、力、アンサンブル。曲が変わるにつれて、ドラムが引き立ち、ピアノが輝き、ベースが暴れる。「緻密に計算された自由」。楽譜を見てもよく分からないが、クラシックの特にロマン派以降のやたら音の多い楽譜と違って、5線譜の上に選びぬかれた音が並んでいる。これが縦糸になって、自由なトリオの演奏が横糸、折り目がピシッと決まると格好がいいわけです。これだけの音符でじゃあこれで・・・・と、あの演奏ができるとは、曲を作る力と演奏の力を併せ持っているから・・・・。なにより、心地よい。CD発表ライブなのにすでに新曲が入っているのも、今を駆け抜ける、疾走するピアニストなのだ。
T.C.T.の楽譜 西山瞳HPより
いままで一度もサインをもらったことがないのですが、今日はトリオ全員にサインをもらう。うれしいものです・・・・。
ミスターケリーズのセットリスト
Rock Out, Shift, Analemma, T.C.T., Keys, Aquascape
My Favorite Things, Rainbow Pepper, To The White Forest, Move, Girl from Ipanema, Wright Flyer
Heavens Fall
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