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ディスクリート電流帰還Trアンプ 基板製作開始01

一日目
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二日目
ディスクリート電流帰還Trアンプ 基板製作開始01_c0015099_1963791.jpg


こうして、基板にパーツを載せていく。表にはすました顔でパーツがのっていますが裏面は複雑な配線が待っています。全てが慣れない作業なので、mithrilさんからユニバーサル基板での配線のコツを教えてもらって慎重に進めていく。パーツの足をそのまま使って、配線図に会わせて正確に曲げる。パーツを差したランドはハンダ付けしないで、伸ばしたお互いの足をハンダ付けする。早く、部品交換もしやすい手慣れた方法です。ハンダ不良にならないようにコテで温めてしっかりとハンダをのせる。2.54mmの狭い隙間をショートしないように注意して、配線図にならって錫メッキ線でパーツとパーツを繋いで回路を作っていく。

こういう作業は図面どおりには行かないものと決まってます。何度も確認はしたのですが、まちがいがいくつかありました。今日買った5Wの抵抗の大きさがランドひとつ分大きい。ここはなんとか押し込む。ひとつのランドに線が2本入るわけがないのに・・・・、抵抗を穴ひとつ左右に寄せる。そのおかげでジャンパー線で抵抗をジャンプできない位置に来てしまった・・・・30分考えて煙草を吸って、裏面にこっそりと皮膜線でジャンプすることにする。

事前に部品の大きさを正確に確認することです。慣れてくれば多少のことは、現場でこなす根性がつくものですが。ひとつでもずれると全体に影響することがあるので注意が必要。初めてのユニバーサル基板ですが、まちがいをクリアしながらこつこつと配線をしていくうちに、なんとかなりそうな気がして、面白くなってきた。

アンプ設計者のKさんから、1点アースが基本ですが、スピーカー端子のGNDだけは、基板のGNDからSPのGNDを経由して1点アースへ落とす、ということでした。最終段の5Wの抵抗が指定された0.1Ωがなかったので0.12Ωにしましたが、半固定抵抗で100mmAに調整できるので問題ないとのことです。

140420

knos3

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ディスクリート電流帰還Trアンプ 基板製作開始01_c0015099_19252537.jpg



隣で作っていたmithrilさんの電流帰還FETアンプ。すでに基板は完成してケースに組み込み中。計画では秋には私のアンプもこうなる予定です。ロータリースイッチとオーディオ用抵抗で組んだ自作アッテネータも魅力的です。

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by knos3 | 2014-05-07 22:00 | 音楽