人気ブログランキング | 話題のタグを見る

写真と空と自転車と

山辺の道

12月のお題 - 「日向ぼこ」

山辺の道_c0015099_2201972.jpg
山辺の道_c0015099_21595346.jpg


あっという間に過ぎ去っていった2013。今年はいつになく走れていないので、冬休みを一日早くして、マイベストコースのひとつ、高見川へのラストランを計画する。天気予報では曇り、夕方から雪・・・なので早めに切り上げて帰る計画を立ててみた。

何年かぶりにシューズカバーまで装着した完全武装の冬支度。遅めの出発、10:15分宇治山田行き急行に乗る。空は低く白い。どこまでも白い。

榛原に着くとホームが濡れている、小雨がしとしと降っているではないか。このまま高見川を走るのは、この時期には厳しいツーリングになりそうなので、ミスドの熱いコーヒーで、休憩しながら考える。答えはあっさり退却、電車で桜井まで戻って山辺の道を走ることにする。こんな日は無理をしてはいけません。桜井駅でもらった、「近鉄てくてくまっぷ・山の辺の道コース」を頼りに走ることにする。

海柘榴市、仏教伝来の地、を通って、山辺の道に入るが、ハイキング用の道なので,田圃の畦道、石畳、地道、激坂、石段、ここをロードで走る。こんな日なので、ハイカーがいないからこそ走れる道。

大神神社まで来ると、また雨が降って来た、白いものが混じってみぞれから雹に変わる。しばし雨宿り。雷まで鳴り始めて、ウォーマーをしていても足の指先が冷たくなって来る。拝殿の外から巫女さんの舞を眺めながら、大神神社で小一時間の雨宿り。日本最古の神社で、本殿が無く拝殿の裏には三つ鳥居があり,その向こうの三輪山の山頂が神なのだ。いつものように「・・・・・・・・・・・・」とお詣りする。西の空が明るくなって,小降りになったところで。JR三輪駅まで走って帰るつもりだったlが、道の途中で、最中の「みむろ」を見つけたので、購入しないわけにはいきません。道端でまた熟し柿も・・・・。と道草をしている間に晴れて来た。

大鳥居をくぐった後、再び山辺の道へ戻る。景行天皇陵、崇神天皇陵を過ぎ、激坂を上って下りると、内山永久寺跡、太古からの歴史の道には見所が多い。

桜井から天理経由、奈良公園までつながった、大阪アースダイバーに書かれている、古墳が連なるディオニソス軸の東端からさらに外にあたる位置になり、古代の中心地。卑弥呼の墓といわれる箸墓古墳もこの辺り、このマップにはまだ載っていないので,見逃してしまった。良い季節にまた来るかもしれ ん。

ポカポカとした小春日和を待っているのですが、なかなか日向ぼこにはなりません。

131227

knos3

山辺の道_c0015099_2202126.jpg
山辺の道_c0015099_2211719.jpg
山辺の道_c0015099_2213415.jpg
山辺の道_c0015099_2214919.jpg
山辺の道_c0015099_2224419.jpg
山辺の道_c0015099_2233179.jpg

by knos3 | 2013-12-27 22:00 | ツーリング