電流帰還アンプ AD00026を作ってみる
いつもお世話になっているデジットのブログに、電流帰還アンプが新製品で出ていた。他社製品ですが、アンプ制作会で完成まで面倒を見てくれるというので、さっそく行って来た。
久しぶりにアンプ制作会に参加すると、おなじみの顔ぶれがちらほら見える。それぞれに思い思いのモノを作る趣味の世界。小さな真空管がケースの上に立っているヘッドホンアンプが面白い。前段に真空管という変わり種、真空管はモノとして魅力がある。
電流帰還アンプは部品点数が少ないが、小さな抵抗の茶・緑・黒・金を見分けるのに時間が掛かる。基盤へのハンダ付けは1時間半で終了。今回はフルデジタルアンプと同じケースに組み込んでみることにして、その場で大まかにレイアウトを決めてとケースとパーツを共立に買いに行く。売場でOさんに出合う、電流帰還アンプはD130の低音が愉しみですね・・・・期待が膨らむ・・・・。
簡単なキットとはいえ、ケースに組み込んで自作のアンプとして完成するとうれしいモノです。黒い基盤なので、線材もモノトーンでまとめてみました。紫LEDのパイロットランプが美しい・・・・。
制作会初日にボリューム廻りの配線だけ残ったので、自宅で半田付けしたのがいけなかった。小さなボリュームはピンの感覚が4mm程度と狭い。そこに一本一本配線するのですが、予備半田の時に3本にまたがって半田がのってしまい、半田を吸い取り線でとっているうちに、ボリュームのピン廻りが半田でコテコテになってしまった。
何とか半田は付いたものの、音を出してみると、ガサガサ、ザラザラとオーディオとは程遠い音がする・・・・。配線をチェックすると間違っていないので、原因は????。
ということで、アンプ制作会に二日目も参加して、ボリュームをケースから外して一からやり直し。半田がショートでもしていたのでしょうか・・・・。半田付けを甘く見てはいけません。完成したアンプは、普通のアンプとはひと味違う音で鳴っている・・・・デジットさんありがとうございます。
他のアンプに切り替えて聴いてみると、明らかに違う・・・・。良い音だという人もいるし、不自然という人もいる。感想はどちらも、正しい、というか、第一印象とはそういうもので、良いか悪いかは、そんな簡単に分かるもんじゃありません。
このアンプは華やかな音がします。バイオリンのしっとりとした音、ギターの弦が弾ける音がよく聴こえる、ベースの低い音もよく出ているし・・・・音の質が違うように感じます。確かに違うんですが・・・・、良いのか、悪いのか、何が違うのか、聴きなれた我が家のシステムで、しばらく聴いてみないと分かりません。でも、良さそうな予感がする・・・・。詳しい感想はのちほど。
131030 電流帰還アンプに合わせて直列ネットワークにしてみる
131017 電流帰還アンプとD130
131014 測定の日 電流帰還アンプ+ MarkAudio CHR70 V3
131008 電流帰還アンプ AD00026を聴いてみる
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