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写真と空と自転車と

清滝峠を越えて奈良へ。

10月のお題  「秋の声」

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天気はまずまず、朝は早起きして、体の声を聞いてみる。体の芯が重い・・・・、こんな時は長い距離を走る淡路島はやめにして、身近な清滝峠へ・・・・。今年になって何度か峠を越えているが、奈良までは行っていないので、遷都1300年祭が行なわれている、平城京へ行ってみる事に。

10時前の出発、つまらん163を東へ。行楽シーズンで混雑している車に注意しながら走る。涼しい秋の風が吹き、日射しはやさしい、最高のサイクリング日和。淡々と峠道を上って、そのまま奈良に向かって下って行く。

真新しい大極殿が蒼い空に映える。工事中は何度も訪れた平城京、完成してから訪れるのは初めてのこと。立派なものが出来るという期待感はあったのですが、1300年前の姿を想像して、説明を聞いていると意外な事が分かって来る。復元といいながらも、大極殿は礎石以外の当時の資料が全くなく、法隆寺・金堂・中門や唐招提寺・金堂などの寺社建築や平安末期の年中行事絵巻に描かれた平安の大極殿を参考にして、想像力を働かせて作り上げたものなのだ。そのせいか、完成した大極殿には、心を打つ魅力がないのだ。残念なことです・・・・。

薬師寺の再建、唐招提寺の大修理も終わって、残すは再建中の興福寺の金堂。

お昼は高畑の「観」で蕎麦をいただき、その後、樫舍で季節の栗きんとん、定番のみよしの、わらび餅をウエストバッグに忍ばせる。奈良にくるのも樫舍を訪れるためにというのが、一番の目的かも知れません。この店にも自転車好きが1名・・・・、大阪で自転車を買ってそのまま清滝峠を越えてきた女性がにこやかに対応してくれる。

いつもの二月堂に寄って、生駒山を背景にした大仏殿を眺める。いつきても変わらぬ風景。柘榴の木は多くの実がなっていた。

奈良からの帰路は4つのルートがある、木津川から淀川へ・・・・生駒を越えて・・・・法隆寺経由で生駒一周・・・・奈良から輪行・・・・。さてどれで帰ろうか・・・・。

大仏殿の裏を抜けて、R369を北へ走る。そのまま、まっすぐ行くと木津川の土手に出る。TTバイクがスーッと横をすり抜けていく。70kmくらいから膝が痛くなってきた、春の琵琶湖の時と同じ膝の外側。腸脛靭帯炎だろう。忙しさにかまけてストレッチが充分に出来ていないからね・・・・。アキレス腱と腸脛靭帯を軽くストレッチをすると痛みはなくなるが、数キロで痛みが戻ってくる。踏まずに軽く回して走る。

八幡はスルーして、淀川を経由して、暗くなった頃大阪へ到着。

走行距離 109.84km 走行時間 5.32.34 平均速度 20.5km/h 最高速度 53.32km/h

Lat Long Lab清滝峠-奈良-木津川-淀川

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knos3

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by knos3 | 2010-10-06 22:30 | ツーリング