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写真と空と自転車と

深緑陰翳 九度山ー玉川峡ー富貴

8月のお題  緑陰

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夏は避暑ツーリング。高野山の麓を流れる丹生川に沿った玉川峡を緩やかに遡って行く。九度山からR102へ、R371に出る、高野山へ上るもうひとつのルート。北宿の隧道を抜けて、右に高野山、まっすぐ富貴へ・・・・。一昨年の秋に走ったコースを再び走ってみる。9:15難波発急行で10:00橋本到着。

夏の玉川峡はキャンプ、水遊び、釣り、多くの人で賑わっている。橋の上から見ていると透き通った水の流れに魚の群れが見えてくる、岩場の際の深い澱みや、浅瀬から深くなってい駆け上がりに魚が群れをなして泳いでいる。竿を出す子供に教えてみたり・・・・。鮎も見える、おとり鮎のいる深みに数匹、こっちの浅瀬にも大きな群れが、体を岩にこすりつけるようにして苔を食んでいる姿が見える。友釣りの釣り人に合図を送ると、群れの鮎はなかなか釣れないんですよと、返事が帰ってくる。

九度山から玉川峡に入ってしばらく走ると、高い山に囲まれた深い峡谷になる。緩やかな上りですが、高度が上がるにつれて風が涼しくなってくる。長い瀬の後に深い淵、岩場には滝、そして澱みがある、変化に富んだ風景は飽きることがない。

彦谷からまっすぐ工事中の新しい道へ入って行くと山を登って行く、どうも風景が違う林道のようだ、この道は行き止まりになるので注意。戻って、高野山方面の矢印に従う。1時に近くになったのでやどり温泉で大休止。冷房の効いた部屋でクーリングの至福の時間、冷たいうどんとかき氷をいただく。

来年の秋には温泉が再開するのだそうだ。秋には松茸も・・・・猪がうまいということで。猪肉で作った叉焼を食べさせてくれた。獣の独特なクセがなく、やわらかくて、おいしい。猪の先入観を覆すおいしさ。決まった猟師からしか仕入れないという、おいしさを分かって捌くことのできる猟師なのだろう、秋にはもう一度、坂を上って食べに来よう。

冷たい湧き水をクーラーボトルに詰めて、さあ出発。山道は狭く、落石も多い、だからより注意して走る。サイレンの音が追い越して行ったが、先のカーブでカワサキグリーンのバイクが転倒して、救急車で運ばれて行った。きつい坂はないけれど、28Tをフルに使って、寄り道しながら結構上ってきた。富貴まで上ると、山上の平地にでる。視界が開け、大きな集落になっている。成金のバス停を写真に収めて、富貴からやっとダウンヒルが始まる。中腹まで下りてくると、空気に熱気が加わってくるのを感じる。吉野川まで下りて来ると、いつもの暑さに戻ってしまう。暑いときは、炭酸の効いたコーラが美味い。

早めの4時過ぎには橋本駅に到着。熱い体を冷やして、喫茶店で宇治金時を・・・・。駅で着替えて、17:07難波行き急行に乗る。

Lat Long Lab 橋本ー九度山ー丹生川ー富貴ー五條

走行距離 74.93km 走行時間 4.13.56 平均速度 17.6km/h 最高速度 51.1km/h

100813

knos3

081129 丹生川から富貴、五條。 02
081129 丹生川から富貴、五條。 01

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by knos3 | 2010-08-15 23:45 | ツーリング