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京都工房めぐり 01

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奈良のSさんに案内していただいて、京都の工房をめぐる。普段は見ることのできない、仏具工房のまさに職人さんが作業をしている現場。寺院の修復も手がけており、御本尊が祀られる須弥壇と御宮殿。小川三夫さんの本に書かれていたが、西岡さんの弟子になるまでは仏壇屋で修行をしていた訳がよくわかりました。仏壇はまさに宮大工が手がける本堂の須弥壇と御宮殿の仕事を縮小して再現された寺院建築家具だった。

工房では丁寧に作られた部品ひとつひとつを組み上げて、本堂の御宮殿を作っていた。木地の状態で見ても美しいものでした。直線がほとんどない作りなので、大量の原寸の定規や型板を使う。部屋の隅には、これまた大量の墨付け棒が立て掛けられていた。使っている気はシベリア産の紅松。数年ねかせて木取りしてからさらに数年、いい材料をつかうので100年もつのだとか。修理すればさらに100年と言っていた。それでも、今の時代はいい薄板がないそうで、かわりに合板が使われていた。

どうしても道具類に目がいってしまう・・・・。研ぎ場に置かれた砥石や棚に納められた数々の鉋、小さな豆鉋はやはり自分で作るモノなのだ。見事に手入れされた数々の道具に囲まれた、あこがれの世界なのである。

漆は下地から仕上げまで、金箔貼りもここで仕上げられる。金箔や彩色される前の、胡粉で下地処理された白い彫物の欄間は簡素で美しい。エルギンマーブルのように・・・・・。彫物が施された白木の前卓、まえじょくという須弥壇の前に置かれるもので、燭台、香炉、花瓶を置く重要な役割をする台。

仏の世界は、普段は馴染みのないモノですが、木地、漆、金箔、彫物、金具と京都ならではの徹底した分業で作られており、技術のレベルが高くすばらしいモノ。見ればいいモノはいい。装飾された彫刻がまたすばらしい。

金箔貼りの杯をひとつ作らせていただいた。赤坂離宮で使われたものと同じ金箔らしい・・・・。本物の金箔の輝きは美しいものです。残念なことにポツポツと虫食いができてしまった。

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by knos3 | 2017-06-14 20:00 | 木工所「折々」 | Trackback | Comments(0)

最後に実習室の大掃除

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1年間のすべての実習が終わり、借りていた工具を返却して、実習場の大掃除・集塵機と機械の清掃。できる限りの掃除をして、次に渡していく。全てが終わってあとは修了式を残すだけ。

お世話になった先生たちと実習室。カンナの砥ぎから始まって、手加工と機械加工を合わせて違い棚を作りながら、できるか?できるようになれるか?という心配はよそに、できるだろう!という確信はもつことができました。全く初めての20人をここまで教え、後押しして、引っ張ってくるのは大変なことだったと思います。おふたりの先生には感謝しています。

さまざまな経歴と広い年齢層の同級生たちと、同じ目的を持ってともに歩むことが大きな力となりました。多くの仲間ができたことを嬉しく思います。学校を中心にして多くの人たちとつながることができたことも大きな財産です。

一番よく使った機械はアーテンドルフの横切り昇降盤、寸法精度が高い精密な加工には、順番を待ってもこの機械にお世話になった。使い始めは刃や定規の調整が出来ていなかったりしたけれど、使い慣れて正しく調整をすれば、軸が安定していて刃のブレがないので切削面がきれいなのと、定規の目盛りと実寸法が正確に合っているので、0,1mmの精度が求められる加工には実にいい機械なのだ。ただ、高価な機械なので、これが見納め・・・・。

今後はこの1年で奈良に工房を持ち、3年後に灯しびとの集いに出店することを目標にしています。たぶん・・・・。

充実したいい一年を過ごすことができました。ありがとうございます。

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by knos3 | 2017-03-29 19:30 | 学校 | Trackback | Comments(0)

2つ目のベンチをつくる。

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1日・日曜大工でベンチをつくる。材料は支給品、パレットに使われていた厚み30mmのベニヤを再利用する。前日にスミ付けと下地処理を済ませたベニヤ板を朝から加工する。借りモノの丸ノコで寸法切りして、接着剤を塗ってビスで留めるだけの簡単日曜大工です。

今回は精度はそこそこ・・・、あくまでDIY。四畳半工房ではできないので、庭先でカットしてあとはホームセンターの作業台とインパクトドライバーを借りてホントのDIY。丸ノコでのカットは15回、ビスが40本、出来るだけ簡単に素早く、姿かたちのいいモノを・・・・。30mmとはいえ、人が座ると座板はたわむので、70mmのヌキを入れる。5時間で完成、仕上げはペーパーがけして、木地のまま。

がっちりとして安定感があるベンチができた。足首がちょっと太かったかな・・・・。

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by knos3 | 2017-03-16 17:00 | 学校 | Trackback | Comments(2)

ひとまず完成した「ゴッホの椅子」

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作り始めたゴッホの椅子は、2週間のうちに部品作りの宿題を済ませて、今週は組立から座面を編むところまで。まずは南京がんなで仕上げを1時間。西洋のカンナは初めて使いましたが、台が鉄や真鍮でなどの金属でできていてかっちり安定しているので台直しはいらないし、刃の出し具合をうまく調整すれば、思いのほかよく切れる。刃はローレットビスで固定するだけなので刃の出具合を微調整するのは意外とむつかしい・・・・。お借りした仕上げ用のカンナはいいカンナらしい。LIE-NIELSEN USAと書いてある真鍮のカンナが好みですが・・・・。銑で粗削りした部材を南京鉋で仕上げると、ほぼ正確な面になった。

つぎに穴あけ、傾斜した脚と背に合わせて角度をつけて脚に穴を開ける。ここも手動で4角いホゾに丸い穴をハンドドリルであける。40mmx35mmの脚に対して19mmの丸穴、しかも深さは27mmとギリギリまで深くとってあるので突き抜けないように注意!。ドリルの角度が治具に合うように横から合い方に見てもらう。このドリルも意外とよく切れる。

穴あけがすんだら、平面の前後を先に組立ていくのですが、ガツンと力で叩き込む感じで、丸穴の角がつぶれて4角になっていく。脚先のホゾは割れやすいので、ホゾの先を少し細くして面取りを大きくとって入りやすくしておく。私は先にツノを切ってしまったので前脚に一ヶ所だけ割れが入ってしまいました。さらに角度がついた前後をヌキでつなぐと。椅子の姿になり座枠が出来上がる。ここまで休憩もなしで昼休みの休憩も30分と短くして作業に没頭しても、もう3時半。まだ座編みが残っている。

今回はイグサの荒縄で編んでいく。後ろと前の幅が違うので、同じ寸法になるまで捨て編み。後ろの座枠からワッパを左右に作り、そこから捨て編み。後は一本を四方に回しながら編んでいく、・・・のだが、半分行ったところで間違いに気が付いた。時間が押しているので最後は主催者のMさんに手伝ってもらって完成。座編みは4隅の網目を直角にするのと、残りの幅を均等することを意識して編んでいくといい・・・・と後から気が付いた。

初めての生木の椅子は、普段やっている木工とは全く違います。丸太を割るという製材からはじまり、機械を使わず手の道具だけでもこれほどのモノができるのだという驚き。日本の竹を使う工芸と同じ感覚で木を扱うことが出来るということを、遠く西班牙と英国から学んだわけです。

機械のない時代にエネルギーを使わずに人の力だけで、身のまわりの自然から得た素材からモノでつくる技術は、これからやって来る時代に見合ったモノづくりのひとつの答えなのではないか・・・・。

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by knos3 | 2017-02-27 20:00 | 学校

課外授業 「ゴッホの椅子」

<a href="http://shimochu2.exblog.jp/20728033" target="_blank">こんな椅子作りたくて ・・・</a>

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土曜ですが課外授業で「ゴッホの椅子」をつくる。twtrf2さんも入っている「NPO法人グリーンウッドワーク協会」の会員さんでもあり、学校の先輩が実習場にきてくれた。

岐阜の市場で購入したという栗の丸太を割る。クサビを使って数回ハンマーで叩くとパシッと真っ2つに割れる。さらに1/4、1/8に割って、そこからは万力という専用工具で45mm角が3本取れるように木づくりする。辺材は乾いていて細かい割れが入っているが、芯はまだしっとり濡れている。

ゴッホの椅子の図面と木取り表をいただいて、ウマと銑の使い方を習い、いよいよ生木を削る作業が始まる。ウマを作りたい方は、図面はグリーンウッドワーク研究所で購入できるそうです。

40x35が取れるかどうか小口にスミつけして、銑という南京がんなの大きいやつで削っていく。基準面を作って、直角を見ながらもう1面。サイズを確認して角材にする。生木は柔らかいのでサクサクと削って足を4本。背板を3枚、座板を4枚を曲線で形を整えて、ホゾの加工と面取りをしていく。これくらい削ると生木と銑に慣れてくるので、銑がスーッと挽けるようになってきた。おおらかに削れるようになると作業は格段に早くなるし仕上りもきれいになってきた。

通常4回のところを今回は2回の講座で仕上げるので、残りは次回の講座までの宿題となる。合計20本の部材をつくるわけです。次回は脚に丸いホゾ穴を開けて、四角いホゾをぶち込む。丸に四角?なのだそうだ。木工をやっている人はきれいに仕上げようとするので時間がかかります、多少のことは気にしないでザクッといってください・・・・・。

しばらくはこれで愉しめる・・・・・。

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by knos3 | 2017-02-21 18:00 | 学校 | Trackback | Comments(4)

「月日」が我家に

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専門校展は毎年行われる学校にとっては大きなイベントであり、世の中に学校の存在を示すいい機会です。今年も多くの方に来ていただいて大盛況でした、皆さんありがとうございます。昨年は2000人弱、今年はもっと多かったように感じます。

各科が工夫して商品を作ります。家具工芸科は生徒が作った品物を販売するいい機会です。作るだけではなく、自分が作った品物を説明し接客して販売する、これも訓練です。投票総数は348票。娘が作った品物を、父親と母親が一点づつ見事に引き当てた、強いきづなの家族もいました。持ち帰って新築の家に置かれた品物の写真を、早速メールで送っていただいた方もいました。多くの品物を喜んで買っていただけるのはうれしいものです。

私が作ったスツールも友人(twtrf2さん)に購入していただいて、おばあちゃんが喜んでくれたと奥さんから早速メールをいただきました。親孝行のお手伝いをしたようで、我がことのようにうれしい・・・・。グローバル経済の世の中でもこういうことがあるから私は今ここにいいます。

売れたからと言っても、価格は材料代しかいただいていないので、市場価格の1/3から1/10です。本当の価値はこれから実際に世に出てから正しい価格で品物を買っていただくことです。グローバル経済に乗っかることが出来ればいいのですが、私はそんなことがしたくてここにいるわけではありません。グローバルよりもちいさな地域のローカル経済のなかで、つましく豊かに生きていくことができれば幸せだと思っています。

専門校展が終わって、いま飾り棚「月日」は我家にあります。和室に置いてみると白木の色合いが畳になじみます。座ったときの視線からちょうどいい位置で月が見える。LEDで裏から照らしてみると月が輝く。

つたない技ですが想いを込めて作った品物なので、人生の記念品として・・・・。

今日は日曜日の振替休日で、ゆっくり寝て過ごす一日・・・・。

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専門校展のようすはこちらで。

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by knos3 | 2017-01-30 22:07 | 学校

違い棚 「月日」

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飾り棚「月日」が完成しました。つたない技術ではじめて作ったモノですが、精一杯ていないな仕事をしました。やり遂げることが出来たことに大きな意味があります。大の大人が本気になってモノを作る、なかなか経験出来ないことですから。

この10ヶ月と37年の間に学んだことが、発揮できたと思います。毎日毎日失敗しながら、そこで立ち止まって考え、明日に活かす。その繰り返しのなかで生まれたモノです。仕事となるとそんな時間はありませんから、贅沢な時間の使い方が出来るのも学校ならではのことです。指導の先生や17人の同級生がいて、問題点を共有し、さらにお互いに刺激しあい切磋琢磨していくことで、それぞれの問題をそれぞれに解決していくという大人の学校です。

2ヵ月間集中して制作してきたモノが完成したという解放感。今日はぐっすり眠れそうです。

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by knos3 | 2017-01-27 18:44 | 学校 | Trackback | Comments(2)

いよいよ明日完成する。

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今日中に完成するつもりが、シリンダー型の蝶番の位置合わせが上手くいかなくて、穴の修正を四回しているうちに、あっという間に時間がすぎていく。なんとか付いた扉を閉めてみると、チョット浮くので、キャッチがいる。さて、小型のネオジウムマグネットがあればいいのだが・・・・。在庫がないので、帰りに手にいれることにする。まだまだ、やりながら考えているので時間がかかるわけですが、こういう無駄を何度も経験していくうちに流れるように作業が出来るようになるのだ。体で覚えるということです。

結局、扉の召し合わせが出来なかった。コツコツ作れば簡単な仕事なのですが、きれいに仕上げるにはそれなりに時間が掛かるので、持ち帰って四畳半工房で作業と思ったら、部品が違っていた・・・・。とまあ、こんなことの繰返しなのだ・・・・。明日の朝は早く行って作業をするつもりです。ここが決まれば、あとはキャッチを取付けてやっと完成。

かれこれ、2ケ月もやっているのに、最後の日までやってしまうんですね。

Knos3

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by knos3 | 2017-01-26 20:30 | 学校 | Trackback | Comments(2)

日曜日の専門校展に向けて

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奈良は寒い!!!っ。朝は自転車で10分走るだけで指先が凍える。今朝の実習場は1.7℃と今年度の最低気温を更新する。そんななかで日曜日の専門校展に向けて制作は佳境に入り、寒いなんて言っていられない状況なのです。明日から仕上げの塗装に入るので、抽斗の微調整と扉の取り付けの作業を残して今日中に形をまとめる。概ねの姿が見えてきた。天板をピシッと収めたいので、かんなですり合わせて落し込む。筆返しを加工して、飾りの桟を竹釘で打ち付け、裏板の釘隠しにダボを作って打込む。細かい作業をいくつかこなしていくが、その合間にスツールのオイル仕上げ、ひのきの椅子は脚の微調整と隅木を取り付け、座板の取り付けを残す。納期のある仕事ならではの緊張感が心地よい。ぎりぎりの工程ですが、まだ心には余裕があるのでていねいな仕事を心掛ける。明日は総仕上げ、いよいよワックス仕上げに入る。なんとか間に合う・・・・・。

規則で残業はできないので、夜はこうしてのんびり過ごしているわけです。

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by knos3 | 2017-01-25 21:00 | 学校 | Trackback | Comments(0)

道具市

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学校に電動工具のメーカーやカンナ、ノミ、ノコギリなど三木の道具屋が集まり道具市が開かれた。

やっと道具の善し悪しが少しだけわかってきたタイミング。ノミを二本購入。内丸叩きノミ、1寸2分、と6分の深丸ノミ、ノミ痕を残す細工の仕上げにいいかと思っている、ありがたいことに学割で購入、助かります。

各社商品の説明の中で、興味深い話がいくつかあった。学校では1日砥いでいても何も問題はないが、仕事となるとそうはいかない。カンナもノミも手早く砥ぐためにはグラインダーを使う。確かに大工さんからいただいたノミやカンナの多くはグラインダーで研いであった。プロの職人でも現場では時間を有効に使うためにはグラインダーになるわけです。ただし、鋼でできた刃は180度で焼きもどしされてしまう。グラインダーで研磨すると刃先が熱を持ち、黄色になると200度、さらに青から赤に変わっていく。こまめに水で冷やしてグラインダーを使うことが必要です。刃先についた水が蒸発すると100度なので、そこを目安にしてまた水で冷やすらしい。黄色になったら焼けたとこまでグラインダーで落とさないといけません。ノミの仕上げは金剛砂320番から、バフに青砥を塗って鏡面まで仕上げるのだそうだ。本当の職人の言葉は真がある。

カンナは1000番、6000番の間に3000番で砥ぐと1000番の傷を早くなくすことが出来る。最後に天然砥石で仕上げるのだとか。確かに天然砥石はいいように感じている。

今は中砥はキングの1000番、仕上げはいきなり天然砥石なので、時間が掛かるのだ。学校なら1時間研いでいても、うまく砥げれば褒められはしても注意されることはない、天国のような環境だから許されることなのだ。いい仕事するなら、1000番、3000番、6000番、天然砥石。砥石は増えるが早く砥げるならいいのかもしれませんが、要は使いこなせるかどうかです・・・・。

このカンナ屋さんは閉山してなくなっていく貴重な天然砥石を今でも探し出して扱っている。磨いていない小片の砥石がお値打ちに手に入るのだそうだ。丸刃を砥ぐのに必要な変形の砥石を作るために頼んでみようと思っている。

今時の新しいカンナはハイス鋼や粉末ハイス鋼が使われていて、刃はすべて鋼で出来ている。青紙1号のは5倍ほど長切れするので1日使ってもまだ使えるのと、刃こぼれしにくいので堅木でもメラミンでもサクッと切れるそうだ。焼き戻しの温度が高いのでグラインダー砥げるのもいい。刃の裏すきが変わっていて、小端まですいてあるので刃先しか裏がない。だから裏を砥いでも裏切れしないようになっているので裏出しが不要なのだ。

ハイス鋼はだれにでも使い安い万能カンナなのだそうだ。研ぎやすいようにしのぎ面がグラインダーですいてあって2点だけが砥石に当たるようになっている。研ぎやすく切れる魅力的なカンナだ。

アサリなしのノコギリは留切り用ノコというものがあった、留切りは冬目に押されて曲がっていくので冬目を削っていく縦挽きの刃を間に入れてある、アサリなしの胴付きノコ。0.1mm単位の精密な作業にはこれが必要です。仕上げが必要ないほどきれいな切り口です。

ノコギリは引きが軽くなるように刃先が厚く作ってある。両刃ノコなら真ん中は0.36mm、刃先と強度のいる部分は0.5mmに作ってある、見えないところですが、手間を掛けた分、切れ味も使い勝手もいい。我家の替え刃式ノコは目立て可能なタイプですがノギスで測ってみると刃先が0.4mm,真ん中は0.3mmでした。よく切れるので気に入ってます。

電動工具は何を買うか・・・・。種類が多すぎてどうもよくわからないのですが。丸ノコなら荒木取りようになるので深切りがいいので、日立、マキタの深切り68mmがいいと思っていたが、リョービの丸ノコには刃が195mmですが深切り78mmがある・・・これなら150mmの厚板が切れる。試してみると引きも軽い。裏面に滑りが良くなるシートが貼ってあるのだ。

ドリルドライバーは充電式よりコード式がいい。現場に出るつもりはないのと、電池切れの心配がないのでいつでもフルパワー。いつでも安心して使えるコード式がいい。ちょっと便利という充電ドライバーは私には不要です。充電工具は充電池がポイントで、今はパナソニックも電動工具を作っている時代です、内緒ですがOEMらしい。日立かマキタと思っていたがリョービも悪くない。ちなもに、私のトリマーはリョービの電子トリマーです、まだなれないので失敗も多いですが大活躍しています。トリマーで0.1mmの精度を出すにはどうしたらいいのでしょうか。定規と治具を考えないといけません。

機械を使っても最後の擦り合わせはカンナとノミの加工になるのでは刃物の切れは重要です。あと、左右際カンナ、細かい細工には多様な豆カンナなど、機械出来ない細工が、今の時代にわざわざ手で作ることの意味なのだろう。使えるところは出来るだけ機械で精度高く加工できることが前提ですが・・・・。

やっと、なにか作れそうな気がしてたときに、この催しは道具が持つ意味を改めて考えさせてくれました。いい道具で、いいモノを作らないといけません。。

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by knos3 | 2017-01-24 22:00 | 学校 | Trackback | Comments(2)