写真と空と自転車と

新作のタイルを見に行く。

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木、土、紙、布、ガラス、金属様々な素材に興味がある。木で作ったものでも可動部には金具もいるし、ガラスも使うことがあるだろう。より細く軽やかな作りには金物がいいだろうし、何か違う質感が欲しいときにはタイルや樹脂を使ったほうがいい場合もある。天然木だけにこだわっていてはでは、イマージの世界が拡がっていきません。だから、常に情報収集。基本的には素材は自分で作るものですが、よりよいモノがあれば力を借りるればいいでしょう。

展示会では数年前の試作品が製品化されていた。その中に気になるタイルがある。タイルの概念を超えてしまって面をつくらない商品。水に強いとか、汚れにくいとか、耐久性がタイルを使う一般的な理由なので、このタイルをどう使うかは使う側にゆだねられている。でも面白い。こういう挑戦をつづけていれば、いつか実を結ぶ時が必ず来るはずです。

3枚目に写真の大判タイルも魅力がある。3000x1000xt3という。近い将来には4000x1500xt3までできるかもしれません。大判なので目地がない、3mmと薄いので軽い、小口の処理ができるので、耐久性があるので台所や家具にも使えます。カットはダイヤモンドのガラス切りで切れるので施工性もいい。テーブルやシステムキッチなどの家具に使うにはもってこいのタイルなのだ。

中国製に追いつかれてしまったイタリアのタイルが、ここ数年で飛躍的に良くなっている。技術革新がすすんでインクを使ったプリンターでの印刷ではなく、釉薬そのものをインクジェットプリンターでパターンを描いていくのだそうだ。だからこそ独特の色合いと柄が実にうまく表現されている。よくある木や大理石の紛い物ではなく、土から作られるタイルそのものの本物感がある。従来の土を練ったタイルから進化して、土をインクジェットで飛ばす技術が最先端なのだそうだ。どんなタイルでもできそうですが、そこはイタリア人、自然の釉薬を活かして、あたかも自然の素材のように作り上げている、色あいも実にいい。

米国の古材を使った木タイルは古びた木の質感をそのまま使っている。これを定着させることができればいいと考えているのですが、これは古材そのまま。

布目の質感をもったタイルも柔らかい質感がいい。次のツヤを消したエンボスの素材にビアンコ・カララのプリントしたタイルも面白い。現実にはないモノだから・・・・。木や石を模したものが多い中で、何かの代替え品ではないモノがいいと思ってしまうのです。

この会社の原点は常滑にある、最後の写真が、常滑焼の自然釉がかかった渋い質感が、日本の焼き物のひとつの原点であり、そこから新たな製品が生まれるはずである。目先の流行に流されずに、人の心に埋め込まれた自然観を見失わないで常に本物を追う姿勢がいいですね。


元INAX,、今LIXILの2017展示会でした。

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# by knos3 | 2017-10-20 22:00 | 木工所「折々」 | Trackback | Comments(1)

ノーベル文学賞

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あまり興味はないんですがノーベル賞のシーズンです。昨年はボブ・ディラン、今年の文学賞にはカズオ・イシグロという日系英国人が選ばれた。どんな本を書いているのか調べていると、ステーシー・ケントの名前が出てきた。まったく縁のない人かと思っていたが、ご本人はJAZZが好きで、ステーシー・ケントに詞を提供していた。新作のアイ・ノウ・アイ・ドリームにも詞を書いているが。数年前に出た、私の好きなアルバム「Breakfast On The Morning Tram」の5曲め、「The Ice Hotel」。不思議な曲名なので印象に残っていた。他にも朝の市街電車で朝食を「Breakfast On The Morning Tram」、「I Wish I Could Go Travelling Again」「So Romantic」、歌詞の内容はわかりませんが、どれも一風変わったタイトル。

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# by knos3 | 2017-10-09 22:13 | Trackback | Comments(0)