写真と空と自転車と

カテゴリ:木工所「折々」( 5 )

MOKUSEIDERZ

赤鼻男自立

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http://mokuseiderz.com/より

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朝日新聞デジタル&Mより

関節でお悩みのTwtrf2さんへ!こんなモノがありました。

手のひらに乗る小さな木製フィギュア。関節が止まる秘密はバネ。木の丸い球体を抑えるバネが関節内に内蔵されていて、これでピタリとポーズが決まるらしい。どうかな?




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knos3

by knos3 | 2017-08-26 20:00 | 木工所「折々」 | Trackback | Comments(4)

砂浜の生命体

テオ・ヤンセン展

ストランドビースト

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テオ・ヤンセンという人がいる、以前から作品は見たことがありますが、名前を知ったのは、最近のtwtrf2さんのブログ。砂浜で風を受けて動く生物のような彫刻たち。複数の脚がまるで生き物のような有機的な動きを見せる。羽やヒレのような形の帆で風を受けて、砂浜をなめらかに歩くさまが印象に残っている。

今回は三重県立美術館の35周年記念の展示だそうですが、浜辺の生命体がホントの砂浜で歩いている姿じゃないのが少し残念。

27年前から始まって今も生命体としての進化をつづけているようです。構造体はオランダではどこにでもあるクリーム色の細い絶縁チューブを使っていて、結束部はテープからナイロン紐、樹脂製の結束バンドへと強度をもたせつつ簡易な方法へと進化している。

風がなくても動けるように、帆と連動したピストンで空気を圧縮してレモネードのボトルに貯めた圧縮空気をシリコンチューブで駆動部のピストンに送る。オーストラリアから来た生命体の付き人がていねいに説明してくれました。英語が話せればもっと聞きたいことがあったのですが・・・・。言葉の壁は大きい・・・・

作者は作品を生命体として考えている。進化の系統図があって、進化の過程が表されている。初期のモノはPCによるシミュレーションの生命体。1990年、PCから砂浜の世界へ飛び出す。DNAコードと言われる脚の比率を公開して、誰もが使えるその遺伝子を複製して増殖していくと考えている。本気なのかシャレなのか・・・・、自然の力を利用して、科学的に考えられた複製可能なしくみでアートする、本気の遊びとはこういうモノなのだ。

以前から風で動くモノを漠然としたイメージしていた。そよそよといきもののような動きをするモノ。実際の展示を見て、触れて、興味があるので、DNAを分けてもらおうかと考えている。

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knos3
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by knos3 | 2017-08-24 20:00 | 木工所「折々」 | Trackback | Comments(0)

京都工房めぐり 02

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京都の工房ふたつめは、桂離宮の近くにあるSさんの工房。京都の伝統工芸・調度指物の工房である。

入り口に置かれたうろになったケヤキの根元は本堂の演台になる。バランスを見てどこをカットするか、慎重にラインを決める。山川草木悉皆成仏、すごいモノになりそうな予感・・・・。仕上がりが愉しみである。

道具の話に入り込む。鉋、砥石、鉋盤の調整、接着剤、着色、話を聞けばきりがないほど面白い。鉋のことでは純玉という刻印が入った玉鋼の鉋身が仕上げ鉋には最適。今はもう作っていないので古い道具屋で探のだとか。東寺弘法市でも出ていることがあるので刻印をよく見ること。特殊鋼もいいらしい・・・・。これも刻印をよく見ること。

黒柿風に意図してカビを生えさせたり、鉄で染めたり、蜜蝋とイボタ蝋を混ぜて独自の蝋を作る。独自のモノを作る発想とどこまでも試してみる姿勢が素晴らしい。
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by knos3 | 2017-07-07 19:30 | 木工所「折々」 | Trackback | Comments(0)

京都工房めぐり 01

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奈良のSさんに案内していただいて、京都の工房をめぐる。普段は見ることのできない、仏具工房のまさに職人さんが作業をしている現場。寺院の修復も手がけており、御本尊が祀られる須弥壇と御宮殿。小川三夫さんの本に書かれていたが、西岡さんの弟子になるまでは仏壇屋で修行をしていた訳がよくわかりました。仏壇はまさに宮大工が手がける本堂の須弥壇と御宮殿の仕事を縮小して再現された寺院建築家具だった。

工房では丁寧に作られた部品ひとつひとつを組み上げて、本堂の御宮殿を作っていた。木地の状態で見ても美しいものでした。直線がほとんどない作りなので、大量の原寸の定規や型板を使う。部屋の隅には、これまた大量の墨付け棒が立て掛けられていた。使っている気はシベリア産の紅松。数年ねかせて木取りしてからさらに数年、いい材料をつかうので100年もつのだとか。修理すればさらに100年と言っていた。それでも、今の時代はいい薄板がないそうで、かわりに合板が使われていた。

どうしても道具類に目がいってしまう・・・・。研ぎ場に置かれた砥石や棚に納められた数々の鉋、小さな豆鉋はやはり自分で作るモノなのだ。見事に手入れされた数々の道具に囲まれた、あこがれの世界なのである。

漆は下地から仕上げまで、金箔貼りもここで仕上げられる。金箔や彩色される前の、胡粉で下地処理された白い彫物の欄間は簡素で美しい。エルギンマーブルのように・・・・・。彫物が施された白木の前卓、まえじょくという須弥壇の前に置かれるもので、燭台、香炉、花瓶を置く重要な役割をする台。

仏の世界は、普段は馴染みのないモノですが、木地、漆、金箔、彫物、金具と京都ならではの徹底した分業で作られており、技術のレベルが高くすばらしいモノ。見ればいいモノはいい。装飾された彫刻がまたすばらしい。

金箔貼りの杯をひとつ作らせていただいた。赤坂離宮で使われたものと同じ金箔らしい・・・・。本物の金箔の輝きは美しいものです。残念なことにポツポツと虫食いができてしまった。

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knos3

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by knos3 | 2017-06-14 20:00 | 木工所「折々」 | Trackback | Comments(0)

フィンランド・デザイン展、アルヴァ・アアルトの椅子


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愛知県美術館で開かれているフィンランドデザイン展に行ってきた。フィンランドのデザインが近代からミッドセンチュリーをへて、今どうなっているのか確認をしに・・・・。一昨年にコペンハーゲンとヘルシンキに行ってから北欧のデザインが気なっている。

現地で感じたのは、今でもミッドセンチュリーのデザインが彼らのライフスタイルとして生活に溶け込んでいるということ。ミッドセンチュリーのデザインは流行(ファッション)という消費され流されていくものではなかった。洗練されより質の高い生活のためのデザインが求められているのだろう。

今回のフィンランド・デザイン展ではおなじみのアルヴァ・アアルトの展示の前で、同じ椅子が休憩に使われていた。アームチェアARMCHAIR 41 "PAIMIO"、やCHAIR 611、STOOL 60 など。皆、好きな椅子に座って「これがいい」とか言ってます。実際に座って体験できるのはいいことです。

その中では黒いベルトで編んだCHAIR 611が座りやすかったので、監視員の気配を感じながらもipadの水平器アプリで座面の傾斜角と背面の傾斜角を測ってみる。

座面が3度、背面は76度。

側板が微妙な曲線で奥が下げてあるのと座面が3度というのが腰が奥に落ちつく絶妙な角度だった。布のベルトが少し沈むのもいいのかもしれません。座面の奥行きが浅いので私にはちょうどいい。我家の標準はヒノキの椅子ですが、座面が2度、背面は79度なので、CHAIR 611の方がやや角度が寝ていることになる。3度は腰が安定する角度なのだ。


ARTEC HPよりCHAIR 611

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ARTEC HPより
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今はフィンランドの家具メーカーであるARTEC社の製品。

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図録に載っている写真のPAIMIOは座面が積層になっていて、座板と背板の厚みが変えてある。座板以外は単板一枚分薄くなっている。角度は座面が7.3度、背面が66度。形が体に合っていないので、私には座り心地はいいと感じられなかった。

もひとつ、曲げ木張り地の椅子が、座面が9.4度、背面が75度になっていた。人の姿勢も座り方も様々、人種によって骨盤の角度も違うので、一概には言えない悩ましい問題です。

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knos3






by knos3 | 2017-05-08 19:30 | 木工所「折々」 | Trackback | Comments(2)