写真と空と自転車と

カテゴリ:ツーリング( 278 )

下ツ道をポタリングして平城京へ

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近くに住んでいると聞いていたMさんとはじめてのツーリングに行く。天気は上々、寒さもやわらぎ暖かい日差しが心地よいサイクリング日和になった。奈良には古くからの道が4本ある。東の山側から山の辺の道・上ツ道・中ツ道・下ツ道。奈良盆地を平城京の都から明日香へとつないでいる。今日は下ツ道を走る。

久々に会うので話半分、走り半分の余裕のポタリング。奈良はいいところだ・・・・。住んでみてやっとわかるのですが、時間がゆっくり流れ、折り重なる歴史と文化と豊かな自然がある。都会の便利なコトやモノは少ないが、生きるのにはなくても済むので、またそれがいいのだ。奈良の人にとっては当たり前のコトらしいのですが、生活の豊かさを感じる。奈良は人が生きるのに必要なコトやモノが広く深くそろっているところなんでしょう・・・・。

奈良盆地の真ん中を走っていくと、東に遠く若草山だ見える、南には三輪山、二上山、西には生駒山。低いけれども山に囲まれていることを実感する。大和郡山の稗田に環濠集落がある。環濠に囲まれ、密集した小ぶりの集落は奈良に多い典型的な集落。稗田 阿礼といえは稗田 阿礼口述を古事記に編纂した太安万侶とともに教科書に出てくる人物。こうして稗田の集落を見ていると実在した人物のように思えてくるから不思議だ。

唐招提寺、薬師寺を左に見て川に沿って桜並木を走る。以前来たときは薬師義も金堂の工事中、唐招提寺も金堂修復中だった。整備されてからはきたことがないのでもう一度来るべし。

平城京の正面にでる、再建された朱雀門と大極殿は法隆寺の姿に近いのですが、縦横の比率がどこか違っいて天平らしい力強さを感じらえないのは私だけでしょうか・・・・。もっとおおらかな姿にして欲しかった、少し残念・・・・。

奈良まちまで走って、お目当ての蕎麦屋は臨時休業、いつもの志津香はいつも通りの行列で、Mさんの案内でならまちの町屋へ。庭が見える落ち着く室内でおいしい鯛茶漬け・・・・。

ゆるりとしたポタリングなので、帰路ものんびり。明るいうちに我家に到着。

奈良まほろばサイクリングマップ

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by knos3 | 2017-03-02 19:00 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

月うさぎカフェから高見川、吉野川、下市町。

9月のお題 ー すすき


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長雨の秋の一日、コースはお気に入りの高見川へ・・・・。

7:24田原本駅、大和八木経由で、7:49榛原駅。近いね・・・・。見上げると白い空、山裾に白く靄がたなびいている。湿度は高いが涼しくて気持ちがいい。メインの国道を外して脇道を走っていく。今日は水の流れるルートに沿って走るので、水分神社でガラガラパンパンとお詣りをして・・・・。

芳野川を遡っていくとポツリと来た。今日は行く気満々、天気のことも気にしないで出発したので。ここで天気予報を見ると、降水量1mm。これなら雨宿りしながらのんびりサイクリングできる。寺の門で雨宿り。

15分ほどで西の空が明るくなり雨が止んだので、出発、つづら折れの坂を上って谷尻の峠を超えて、月うさぎカフェで早めの小休止。予約してないのでランチは無理かなとダメ元で聞いてみると、今日はイケるらしい・・・・・。簡素でおいしい料理をいただいているとザーッと降ってきた。珈琲を飲んでいる間も、外で煙草をふかしている間も、ザーッと降りつづいている。

雨宿りをお願いして、雑談をしていると、ご主人が所有する山の間伐材手小型のログハウスを計画しているそうだ。他にも身障者の雇用のためのキャットハウスの計画や移住する若者のための古い農家を探していたりしている。こういう山村は我家の希望には合っていないのが残念ですが、御嵩のSさんのような生き方が出来れば、ここはぴったりの環境です。月うさぎカフェは400坪の小学校跡地ですが、家賃はSさんの2倍ということ。この時代だからこその理想的な環境です。木工の学校に通っていることと、今作っているものを見ていただくと、興味を持っていただいて、どこかでまたご縁があるかもしれません。

そんな話をしていると、雨がぴたりと止んだ。時刻は12時30分。雨が降りつづいたなら榛原へUターンするつもりでしたが、吉野に向かって出発する。

雨が降って増水しても、清流高見川は濁っていない。雨でも山から流れる湧き水は透き通っているわけですから。この程度の雨なら本来の川はこうなんでしょうね。

高見川から吉野の貯木を抜けて今日は下市のH製材所のHさんのところへ。面皮という、冬材に刃を入れて割いた杉のへぎ板を作っているところで、元は床框に使う材料。割いた冬目の光沢が美しい吉野ならではの素材です。初めて見たときは驚きとともに頭のなかですぐになに使おうか考え始めていたように、デザインする脳を刺激されました。今日は詳しく話を聞きに行ってきた。美しい輪が出来るので、これで器にならないものかと試作するための材料を仕入れに・・・・。面皮に関する興味深い話もいろいろ聞かせていただきました。

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道々収穫してきた栗、これで栗きんとん5個はいける・・・・。
by knos3 | 2016-09-25 09:06 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

榛原 高見川 吉野 ツーリング

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近鉄榛原駅から、高見川を下って近鉄吉野神宮駅まで。約60kmのコース。
9月24日 近鉄榛原駅南口集合
 

ひさびさのツーリングは お気に入りのコース、奈良に拠点ができたからこそ走れるコースです。

近鉄榛原駅から芳野川を遡って、正覚寺から少しだけヒルクライム。月ウサギカフェで小休止。深い森の中の道を下って高見川に出る。古民家蕎麦屋「よしの庵」でおいしいそば(要予約)を食しあとは、さらに下っていくと丹生川上神社中社。さらに高見川を下っていくと吉野川に出る。ここから近鉄電車で奈良に帰るコース。我家まで単線の近鉄電車で約一時間。

深い森と清流を愉しめる下り基調のコースですから、比較的楽なコース。おすすめです。

この時期は日が短いので、早めの集合。

名古屋からは7:30 大阪難波行き特急8:58名張着、9:03上本町行き急行に乗換、 榛原9:19着。榛原駅南口集合。

秋のツーリングいかがでしょうか。

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by knos3 | 2016-09-17 06:30 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

山の辺の道

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洗濯機を持って来てくれた、twtrf2さんとyayoigaokaさんと山の辺の道を走ってきた。記録に残る道としては最古の街道。南は三輪さんから北へは春日山、東大寺につながる道。3度目の山の辺の道ですが、にゅうめんを食べたことのないというyayoigaokaさんにまずは三輪でのにゅうめん体験から始まる。古い店のなかには数十年使っているという杉のテーブルが渋い輝きを見せている。脚に付け加えられた三角の肘が余分ですが、どっしりとした二本足が天板を支えている。日本のテーブルの基本です。

海石榴市から仏教伝来の地を通って、山の辺の道に入って行く。道幅が2mほどの細い道で、標識が小さく目立たないのでいつも迷うのですが、そのおかげで観光地の気分が少なくて古道の雰囲気がよく保たれている。山の中に入ると石畳みになり走ることはできないが、押して歩くには悪くない。濡れた石畳みの道はビンディングにはちょっと辛いが・・・・。

大神神社には本殿がない、拝殿があり三方鳥居がありその奥は三輪山がご神体となっている、今日の授業にも出てきたが、山頂には結界が張ってありパワースポットになっているのだそうだ。大物主、大国主、出雲へとつながる古代の大きな流れを感じる場所だ。

途中月山刀道場がある、展示館では刀の展示があり使用している鍛冶場を公開している。三代目の若がおられたので、焼き入れの土の塗り方、焼き入れの温度によって紋が変わる、思い通りになりすぎても景色がよくないので、4本作ってみてその中の1本を仕上げるのだそうだ。展示してある刀の工程から先は秘伝の企業秘密なのだとか。いろいろ興味深い話を聞かせていただいた。こういう生き方もありなのだ・・・・と今は思う。

その先のカフェで再びにゅうめんをいただき休息、今回は走るツーリングというよりはぶらぶらと逍遥するポタリングになったが、心地よい五月の風に吹かれ、のんびりと話しをするいい機会であった・・・・。巻向遺跡、箸墓古墳へと山の辺の道の半ばで離脱していく。中沢真一の大阪アースダイバーのディオニソス軸の東端にあたる場所であり、ここから百舌鳥古墳群へ・・・・。どこに行っても歴史が残っているエリアなのだ。

奈良盆地の南部について。これからまた調べてみようと思う。三輪山からは大量の刀が多く出土しているということも今日の授業で話が出ていた。いずれにしてもこの辺りは古代の中心地のひとつなのだから・・・・。

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by knos3 | 2016-05-14 17:30 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

網干ー室津ー相生 ツーリング 02

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1年ぶりの室津の町並みは格子がきれいになっていた。町で決めて各戸で掃除したのだろうか、そこかしこの建物がきれいになっているようにも見えます。反面、取り壊されてなくなっている家もある。いつものY家もきれいに洗われて格子の中には、チップスター梅味が置かれていた。世代がかわってもこの窓の飾りは受け継がれているのだ。

昨年も訪れた室津民俗館、かつての豪商魚屋の屋敷だった建物は丁寧に維持されている民家です。土間には大きな四連釜戸と水屋があり、こんな台所が理想的に思えます。よく見ると丁寧な仕事で仕上げたモルタルでした。井戸がある水場は外にあり、つながる土間の大きな釜戸と水屋の配置がよく、作業の流れが見て取れる。台所の屋根裏は納戸になっていて、小さな開閉式の天窓ひとつで土間は明るい。今はガラスが入っているがかつては雨が降りこむ作りだったのだとか。

母屋は光の入り方が工夫されていて、格子を通して障子にうつる春の光が、部屋のなかに面白い表情を与えている。気になる書院は、幾重にも障子が重なって奥行きを感じる作りになっている。ここで静かに本を読む、窓辺の書斎なのだ。本来の書院造りからは様式化されて簡素なモノになってはいるが、この窓辺の空間はいいものですね。書院造りの要素である違い棚は、海老束がくり抜かれて棚が浮いたような軽やかな意匠になっている。こういう細かい部分の意匠を見ると、角は几帳面が取ってあり、西洋の面材とは一味違う奥ゆかしい表現だ。でも、どうやって留めているのだろう・・・・。床に座る低い視点から見ると、違い棚、天袋などの裏がよく見える・・・・ここも見せ場なんでしょうね。ケヤキの一枚板や、網代が組んであったりするのは。そういうことか・・・・。

なにげない道具も、いくつかあって日常の煙草盆、算盤がならぶ作業机、簡素ながらもちゃんとした作りになっている。昨年も見た漆の盆は、手斧の跡が裏に残っている、意図的な意匠ではなく板を挽いたときの跡なんでしょう。こんなところの仕上げが気になります・・・・。客用の物となると香の物の器は白磁が使われているし、裁縫箱は蒔絵だったり、贅を尽くした豪華なものと、簡素な日常のものを使い分けている。とはいえ、いたるところに意匠をこらした技が見える。手の込んだ七宝文様の格子、敷居の下にある巾木のようなところに、凝った意匠があったりするのは、なんなんでしょうか?

この古い民家には江戸から昭和までのブリキの水筒や魔法瓶まで、使われていた当時の道具がおかれていることが魅力です。現代のシステムキッチンも扉に隠されていました。私にとっては何度来ても見飽きない家なのですが、隣で嫁が少し呆れてます・・・・。来年は駆け出し職人の目でまた見に来ることでしょう。たぶん・・・・。

室津にきた時は、牡蠣と釘煮は欠かせません。その後でM本商店で釘煮をと思ったのですが、今年は漁が遅れていてまだ出来ていないのだそうだ。いつ穫れるかわからないが、出来たときでいいのでと、お願いしてきた。変わらぬ海に見えても。海の中では魚の動きは変化しているのだ。

早いうちに室津を出て、相生までまっしぐら、P温泉で冷えた体をあたため、ほっと一息。春一番のツーリングは室津で牡蠣、いい1日でした。

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150322 今年も室津へ 02

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by knos3 | 2016-03-24 21:30 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

室津に行くと、寄り道する相生のカフェ。

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室津に牡蠣を食べに行くツーリングも、2007年から今年で8回目。2008年と震災の2011年を飛ばしてますが、我家にとっては暮らしの歳時記のひとつとなった。決まった季節に同じところを訪れるのはいいものです。行くたびに変わっていく町の風景といつも変わらない海。室津のYさん家にある格子のショーウインドウは見せてくれるるモノが季節ごとに変わっていく。それも面白い。変わらないものと変わっていくものがありますが、穏やかな生活には、あまり変わらないほうがいいのですが・・・。

牡蠣はいつも室津のH市でいただき、M本商店で釘煮を買って、最後に相生のP温泉で湯に浸かることが定番の寄り道になっているが、もう一つ「だるま珈琲」という名前のカフェが加わった。大阪に向かう電車に乗る相生駅にほど近く、わざわざ待ち時間を作ってでも珈琲の香りを楽しみながら過ごす場所になった。

そのわけは、アラビカ種とロブスタ種の違いを知ってしまった我家には、おいしい珈琲屋は欠かせない存在。1日に1杯はおいしい珈琲を飲みたくなるので・・・・。ツーリングの最後に、自家焙煎された香りのいい上品な珈琲が、ホッとした気分にさせてくれるから・・・・。香りにうるさいカフェが多いなか、ゆっくり喫煙できる貴重なカフェです。

ご主人が自転車好きでアンカーRA6がいつでも走れるように店内に置いてある。自然に自転車好きの常連さんが集まるようになり、いつ行ってもジャージを着た人が珈琲を飲んでいる。今日もコーヒーを飲んでいると「だるまのコーヒー」の文字が入ったジャージを着たサイクリストが入ってきた。店の前にはサイクルツーリストのためにサイクルラックが設置されているのもありがたい。

なにげに、落ち着く店なのだ。

今日も7時10分に「だるま珈琲」に到着、8時12分の米原行きの新快速までの時間をここで過ごす。

だるま珈琲フェイスブック
だるま珈琲ブログ 趣味の自転車の事ですが…(^^;

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by knos3 | 2016-03-23 23:40 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

網干ー室津ー相生 ツーリング 01

3月のお題「木の芽」

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毎年この時期恒例の室津へ・・・・。

8:00の新快速の予定でしたが、人が多いので8:06快速に乗り換える。到着は30分遅くなるが、時間の制約にとらわれず、のんびり電車に乗るのもいいもの。計画はいつも変わっていく・・・・。

9:53網干到着。ちょっと肌寒いが、青い空が広がるツーリングに絶好の日。点在する古民家のある集落をたどりながら南へ。狭い路地から子供が練習しているピアノの音が聞こえてくる。いい家が残っているが、手入れの差が歴然。植木が手入れされている家はいい。

巨大な東芝の工場をぐるりと回って揖保川に出ると、追い風を受けて快調に足が回る。自然な姿の中洲、外側に堤防があるが、対岸の河川敷は自然の姿を残している。河岸の林の中にちょうど新芽が出始めたころの萌黄色の新緑がちらほら見える。山の方にはこぶしの花が咲いている。菜の花も満開。ウグイスも囀りの練習中。

川に沿って南へ下り、網干商工会館前の船溜まりを見て、網干の町をクルリと回り、マリア幼稚園、龍山寺の横を通って揖保川を渡ると、あとは室津へまっしぐら。峠をこえると御津、岩見の漁港を見下ろす。目の前に春の輝く海がひろがる。おだやかな水面に春の光を反射してキラキラと輝く、風が立つとサァーっと光がひろがっていく。七曲は向かい風、上って下って、室津に到着。

ここでお腹いっぱい海の幸をいただく。至福の時。

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by knos3 | 2016-03-21 10:44 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

近江八幡から鈴鹿をこえて。 02

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遊んでいるとすでに、1時半。日没が早いのでお昼の休憩はあとにして、永源寺に向かう。今日は忘れ物が2つあって、真冬には欠かせないシューズカバーとネックウォーマー。これがないと、冷たい風に勝てません。ネックウォーマーを手に入れて、鈴鹿に向かって走る。見晴らしのいい田園地帯で3羽のツグミが目の前を横切って飛ぶ。

愛知川流域の真っ平なところ、名神高速をくぐると鈴鹿の山々がぐっと近くなり、見渡す限り田園地帯が広がる風景に変わってくる。見通しのいい道で走りながら見たカラスより小型の猛禽類は、なんだろう・・・・小型で尾羽根が長く淡褐色なのでチョウゲンボウかもしれません。鈴鹿の稜線は白い雪を冠っている。あの麓を流れる谷に沿って越えていくのだ・・・・。

永源寺ダムをすぎて、狭い渓谷に入ると、愛知川は青く透きとおった清流になる。橋から見下ろすとカワガラスが一直線に飛んで、着地した水辺で短い尻尾を立てている。木地師の里は休業中でした。ここは白洲正子が「かくれ里」で取り上げていた木地師の里への街道。木地師はここから全国に広まっていったのだとか。この奥に蛭谷、君ケ畑、大皇器地祖神社がある。1日4本しかバスはないのだが、春になったらまた来てみましょう・・・。

ここまでは休憩なしで走って来たが、ダム湖を過ぎて、明るいうちにトンネルを越えられるめどが立ったので、道の駅で遅いお昼の休憩。奥永源寺のジビエ、岩魚フライのカレーと猪の煮込み、きつねうどんを一気に大食いする。冷えた身体にアゴだしのうどんつゆがじわりと体に染みていく。ここで気温は5度。凍えるつま先に靴下用のホッカロンを仕込んで出発する。

そこからは本格的な坂でもう一段上る。勾配はそれほどでもないが、自動車のためにつくられた道路は息をつく間もなく真っ直ぐ上っていく。人や自転車のことは無視したつまらん道です・・・・。ここで気温は3度まで下がっている。寒いわけだ・・・・。トンネルは狭く 抜けない自動車が後ろにつくのと、長くだらだらと下っているのでちょっと怖い、自転車にとっては最悪のトンネルでした。

トンネルを抜けると、空に明るさは残っているが暗くなってきた。あとは真っ直ぐ下って桑名まで走ろうと思っていたが、膝裏が痛くなってきたのと下り基調で寒いっ! シューズカバーを忘れたつま先が凍えるように冷たいので、どこかでエスケイプしよう。ローソンのココアで体を温めながら、最寄りの近鉄をおねえさんに聞いて。近鉄湯の山線、菰野駅で今日のツーリングは終了。こんな時は電車に乗ると、ほっとする、四日市で乗り換えて名古屋まで、JR中央線に乗り換えて千種まで・・・・。

あとで地図を見たら三岐鉄道の方が近かった・・・・。冬のツーリングは、装備をひとつでも、忘れないように・・・・。

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by knos3 | 2016-01-10 09:36 | ツーリング | Trackback | Comments(2)

近江八幡から鈴鹿をこえて。 01

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今年の走り納めに、鈴鹿を越えてみる。twtrf2さんにも米原からどう? と声をかけてみたが、年末はいろいろあって・・・と返事が来た。単独行なら、近江八幡から愛知川を遡って永源寺から、鈴鹿を越えていく道もある。木地師の里もあることだし、トンネルもできているので以前よりは楽に越えられるようだ・・・。

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年末28日の朝、大阪駅はまだ通勤の渦中にある。速い人の流れを邪魔しないように、自転車をバラして改札を通る。ちょうど20分遅れの9:21新快速が来たので近江八幡まで。

寒っつ! 先日 下調べしたお気に入りの古道具屋でしばらく遊ばせてもらう。店の外にも大量の品々が置いてあり、店内も玉石混合で並べられた混沌とした世界では、すべての品を手に取って見ることができる。見る人が目と手で商品を選び宝探しのように見つけ出す感覚が面白い。値札が付いていないものが多いので躊躇するが、ご主人と器の話をしながら、これは根来風の塗りだとか、5客揃っていればいいものなのに・・・・とか、これは江戸中期、明治とか教えてくれる。面白かったのは、染付の蒸し物腕にほんのわずかに金が入っている。明治になってから庶民にも金が入ったものが使われ出した、その頃のものだろう・・・・後からわざわざ金を入れてもらったものもあるらしい。わずかに金と赤が入った染付の椀はいい感じなので、私の昼食用の腕になる予定。蒔絵の煙草いれもいい。

他にも数点、ウェストバッグには入らないので、宅急便で大阪へ・・・・。お土産にレース状の白い花が咲くという烏瓜の実をいただいた。種子は戎大黒の形をしていて、縁起がいいのだとか・・・・。5年育てれば花が咲く。

床座の生活には脇息が欲しいと思っているのだが、ここのは壊れているので、どこかにないものか・・・・。

我家の選択基準は蒐集ではなく実用品として、骨董ではなく古い道具を日常で使うことにある。古道具は今のものにはない趣があって、絵付けは達者な筆ではなくても味わいがある手描きがいいし、年を経た陶器には染みやくすみがあるが、それもまた真新しい陶器にはない深みを感じるのだ。しかし、価格を見ると、作る気がなくなって行くのは、嬉しいような淋しいような・・・・・複雑な心境になってしまうのだ。

レジの後ろには、ご主人の取り置きが置いてあり、非売品。江戸の白磁は白の基準として置いてあるそうで、伊万里の染付を見た目にはポッテリとした白が美しい。縁がキリッとして欠けていても姿にキレがある。 ここを始めに見せてもらうのがいいかもしれません。

近江八幡で遊びすぎた・・・・。時間は1時半。走ると風が冷たいので、ネックウォーマーを手に入れて、鈴鹿に向かって走る・・・・。

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by knos3 | 2016-01-06 20:00 | ツーリング | Trackback | Comments(0)

米原から名古屋へ。曇り空から晴れ。

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休暇中ですが、東京へ出張があるので。名古屋に寄ってから東京へ。

朝は白い雲、ぽつりと細かい雨粒が頬に当たるが、大丈夫か・・・・降る気配はなさそうだし、雨に困ったことはあまり無いので、楽観的に考えて出発する。

予定を決めずに遅めの新快速10:00米原行きに乗る。そこからいい風景の道を選んで走って岐阜でtwtrf2さんと夕食でもと思っていたが、twtrf2さんが体調不良というので予定を変更する。岐阜のあの蕎麦屋にも行ってみたいが・・・・好きな道を気ままに走って、いつでもどこでも行けるとこまでという余裕のツーリングにしてみる。

醒ヶ井は相変わらずの透き通ったきれいな水の流れに、まだ梅花藻が咲いていた。醒ヶ井公民館になっている問屋場は、釜戸もあるし、土間が広くていい、こんな家があれば良いのですが・・・・。天井も高く、凝った意匠は無いがところどころに職人の技が見える。石の国に近いせいか自然石の組み方が実に格好がいい。

醒ヶ井を出たところで北に向かって線路に沿った道が見える、川を渡って、細い道を入っていくと、森林を伐採していた。杉が多いですが、材料になりそうな良さそうな木も何本かあるが、車ならね・・・・。杉の切れっ端をひとついただく。しばらく走ってから、伊吹山のふもと辺りで青い空がのぞいて光が差してきた。これで雨はの心配はなくなった。

左大垣城の標識が出ている。岐阜まではつまらん道なので予定を変更して大垣城へ。城を中心として街の中に縦横無尽に大小の川が流れている。家と家の間は半軒もないような水路が流れ、水の城下町は昔はいい街だったんでしょう、小振りなまとまった街になっている。ぐるっと市内をまわってみると、古い町屋の柿羊羹の本店もある。KAKI YOKANと看板に書いてあるので、明治以降でしょうか。何十年ぶりかにいただいてみる。

16:11大垣から特別急行、16:42に名古屋駅到着。まっすぐに5-6kmほどの桜通りを走っていると、天頂にうかぶ下弦の月がテレビ塔の上に出ていた。今池ガスビルの山本やでこってりした味噌煮込みをいただいて、ほっと一息、満足・・・・。

JRの在来線で帰ると1日かかるが、大阪ー米原¥1940+自転車+大垣ー名古屋¥760=合わせて大阪名古屋間を¥2700、これに宅急便が¥1400で大阪から名古屋へ、楽しんで帰ることができる。時間の余裕があればこそですが、こういう自転車の利用法もいいかもしれません。

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by knos3 | 2015-11-29 18:46 | ツーリング | Trackback | Comments(2)