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写真と空と自転車と

自転車を愉しむ。

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楽に遠くへ・・・・。自転車を愉しむために。

自転車にはさまざまな愉しみ方がある、ロングツーリングで100kを越えて走る、自分でコースを考えながら、気が向けば好きな方に脚が向いて、山の中へと入っていく。海もいい、海岸に沿った道を潮風に吹かれながら快走する。文科系サイクルツーリストですからその土地の歴史と文化を感じながら、いい道を探して・・・・、うまいものがあれば、それもよし。

いい道というのも、さまざま、豊かな自然、歴史ある街、深山幽谷、人が足を踏み入れていない静かな自然、そんな道があればいい。たとえ峠を越えても行ってみたいと思うのだ。

白洲正子の「かくれ里」という本がある。人里はなれたかくれ里、といってもとんでもない山奥というわけでもなく、峠ひとつ、街道から一本離れたところに、昔からそこに住む人たちにまもられて、歴史、文化、美術、街並みが残っている。近畿を中心にそんな場所がいくつか紹介されている。

今までに走ってきた道にもあるし、峠ひとつ越えたところにもある。先週の奥琵琶湖、菅原集落もそのひとつ。昭和46年、36年も前に発行された本だから、もう変わっているところもあるだろうが、ツーリングのテーマとしては興味深いものだ、近畿が中心なのもいい、くるっと廻って100kmコースを組んで廻って見ようと思っている。

まだ知らない面白いところが多く残っているのだ。こんな愉しみのために、自転車に乗って、楽に遠くへ・・・・。日本はまだまだ広い。

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knos3
by knos3 | 2008-07-04 22:00 | 自転車