写真と空と自転車と

ペダリングは45度、最初の理屈。

自転車なんてこげば走る、確かにそれでも走る。でも、どうせ乗るなら楽に長く走りたい、100km以上を楽に走ってみたいでしょ。30km/hで巡航しながら、100km走ることができればいいね。これは「夢」。

良いペダリングとは、効率が良いペダリング、楽に長く走るにも、速く走るのも同じこと。わずか0.3馬力の小さな力を、より効率的に使うことだ。そのためには、筋肉、関節に無理のかからない、より自然な体の動きができれば、それが理想なんだろう。
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ペダリングの基本はペダルを廻すこと、とはいっても脚の構造は廻すようには出来ていない、ペダルはBBを中心として、円を描く。太腿を上げ下げする動作と、膝から下の前後の動き、この二つの動作の連携で擬似的に回転する動きを作っている。

足首はというと、回転しながらもペダルに対して足首の角度は常に一定になるようにする。踵を下げないこと、15度くらい踵が上がった状態がいい。

足首の角度はなぜ必要かというと、力が入りやすいから。椅子に浅く腰掛けて、拇指丘で床を押してみる。床に対して直角にでは全く力が入りません。体重計で計ってみるとそれでも足の重さがあるから16kgある、では45度斜め前に押すようにすると、しっかり力が入ります。これで27kg。1.68倍の力が入ります。ちなみに片方の足を乗せただけでも6kgの力が加わりますから、踏んでいる力は10kgと21kg、2.1倍の力が入ります。ヘルスメーターですからあくまでも目安です。

この力の入れ方がペダリングの基本なのです。拇指丘で強く押そうと思えば踵は必然的に上がってきます。ペダルに対して踵を15度上げて、拇指丘で斜め前45度方向に踏み込んだ時が一番強い力がペダルに伝わります。これがペダルに対する自然な力の入れ方なのです。

上体を45度傾けて力を入れるとより大きな力が入ります。ロードに乗った時の自然な姿です。

楽に長く走るための第1段階。ペダリングの一番の基本はこれです。理屈は分りましたが、ペダリングは感覚の世界ですから理屈だけでは分りません、体を動かして感じてみてください。

楽に遠くへ走る、ロングツーリングの第一歩です。

◯ペダリング45度 01最初の理屈
◯ペダリング45度 02踏まないペダリング
◯ペダリング45度 03引き足
◯ペダリング45度 04ペダリングの基点は下死点から
◯ペダリング45度 05まとめ



これまでに走ったところ
■2009~

■~2008 

061111

knos3
by knos3 | 2015-09-17 09:16 | Trackback | Comments(10)
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Commented by kinokoji at 2006-11-13 00:11
サイズ、あるいはポジションのことに絡んでくると思うのですが 拾ってきたような自転車でうまく行くでしょうか。
 
わかりやすい説明ありがとうございます。続編も期待しています。
Commented by knos3 at 2006-11-13 12:20
大丈夫。まずは乗って見ることです。
私も今の自転車はベストポジションにはなってませんが、なにも問題なく乗ってます。でも、100km走るなら、ステムを20mm短いモノに替えてから走ります、樂ですからね。
Commented by 路進 at 2006-11-14 21:22 x
ふうーんなるほど。私の場合乗り込むにつれてやはりポジションが代ってきたと思いますが、最近左肩が痛みます?50肩かな・・・。50キロを超えると痛みます。辛いものです。とほほ。
Commented by knos3 at 2006-11-14 22:08
路進さん、ハンドルが遠いと疲れますね。私は50kmこえると腰がシュワシュワしてきます、70km超えるとその感覚は無くなるのですが、これが腰に来るんでしょうね。今は無理はしないように、のんびり走ることにしました。効率良くのんびりですね。
Commented at 2013-04-28 22:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by knos3 at 2013-04-30 22:19
輪行菩薩さんへ 01
ペダリングは皆さん癖あって、私も理想のペダリングは出来ているとは言えません。ただ、私のペダリングは理論的にというよりは楽に遠くへ走るための、実践から体で学んだペダリングです。きっかけは100km走って膝に痛みが出始めた時に、痛みがなくて、楽に走れる方法を考えはじめたことにあります。

いかに楽に走るかが遠くまで走ることにつながるので、ロングツーリングには効率抜群です。100kmを越えると、疲れた体が求める走り方です。さらには、ゆっくり走るのに最適なペダリングです。究極は踏まないで、太腿を上げるだけです。本当に上げるだけで、片方の足の自重だけでクランクを回すのですよ。一度お試しあれ。脚の筋肉ではなく腸腰筋で太ももを上下させるので、持久力の高いペダリングでもあります。

Commented by knos3 at 2013-04-30 22:19
輪行菩薩さんへ 02
だだし、40km/hで速く走りたい人や坂を上りたい人には、方法は全く同じですが、より高い負荷になりますから、徐々にしんどくなって行きます。特に坂を上る時にはややアンクリング気味に廻した方が、トルクが伝わることも感じています。そんな時は土踏まずでも同じことなのかも知れません、足首の角度を維持するためのフクラハギの筋肉は負荷が減って楽になるのでしょうね。

土踏まずはやったことがないので、なんとも言えませんが、ママチャリポジションでも踵を上げて、このペダリングで快適に走ることができるのは実走で体験しています。
Commented by 輪行菩薩 at 2014-11-04 21:35 x
はじめまして。

私は最近、ハムストリングという太腿の裏側の筋肉を有効に使える方法を検討しています。
今のところ、現行スケルトンフレームで母指球ペダリングではハムストリングを有効に使えないことが分かってきました。
最近の記事です。
http://blogs.yahoo.co.jp/tohru3016/26671524.html
よろしければ、のぞいてみて下さい。
Commented by knos3 at 2014-11-09 21:05
輪行菩薩さん

最近、通勤途中にママチャリの前後に子供を2人乗せて保育園へ通うママさんたちを多く見かけます。こういう条件では脚付きがいいことが安全のためには最優先されることだと思います。サドルを上げてスポーツ走行のポジションでは危険です。ですから輪行菩薩さんのスケルトンで土踏まずでペダリングするのは、確実に脚付きは良くなるので必要なことだと思います。

20−25km/hでゆっくり楽に走るにはアップライトなポジションもいいと思います。ただ効率よくスポーツ走行するには、25−35km/hになると空気抵抗の影響が大きいので、前傾姿勢をとるか、リカンベントの投影面積を小さくするポジションがいいのだと思います。

Commented by knos3 at 2014-11-09 21:06
私はハムストリングはあまり強くは使いません、下死点から9時までに軽く引いてやると、反対の脚が上死点を越える手助けをしてやって、効率がいいように感じています。常に使っているわけではありませんが、向かい風の時や坂道など負荷の高い時に使うと有効です。一番大切なのは、腸腰筋で、8時から12時までを引き上げる動作です。この時に反対の足は一番有効な動きをしています。脚の重さを使って脚を重力によって落とす感覚です。脚の重さがトルクを生み出すのです。踏まない、強く引かない、楽に回すことなのではないでしょうか。30km/hまでならこれで充分。

歩くようなペダリングといったほうがいいかもしれません。歩くときのように、無理な力を入れない自然な動きが、効率がいいのだと思っています。踏むとペダルから反発する力を感じるということは、無駄な力を加えていることですから、踏んではいけないというのが、私の楽に遠くへのペダリングです。レースする人はまた違う考えの人もいるでしょうが・・・・。レースは勝負ですから、終わった時点で100%の力を出し切った状態がベストなのでしょう。

趣味のツーリングは楽に遠くへ、余力を持って走る。その余裕がないと楽しく走れません。