ZUNOW Z-1解体
沖縄へ行ったり名古屋へ行ったり、毎日の通勤でも良く走ってくれたZUNOW Z-1、お疲れさま。フレームからBBとHPを除いて全てのパーツをばらす。点検、洗浄、注油をして並べてみた。ここに写って無いのは灯油に漬けてあるチェーンとベル、ワイヤー、テープ類とフレーム、ホイール。
ひさびさに自転車を触ってみた、やっぱり愉しいね、FX(次期主力戦闘機)はどうするか、カーボン・・・か。クロモリ・・・か。クロモリ、カーボンフォーク・・・か。リムはエアロ2でハブは・・・などと考えながら、天竜川を下っている、姿を想像しているのだ。
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knos3
自転車で一番重要なのはフレーム。自転車の性格・特徴はフレームのスケルトンと素材で決まります。そして体に合うかどうかポジションを決定します。ステム、ピラーでもある程度、調整できますが限度があります。ポジションはサドル位置が基本ですからトップチューブの長さがポイント。ZUNOW Z-1は硬いけど、よく進みました。サイズはちょっとでかかったけどね。
次にホイール、エアロリムのようなリム高さの高いものは良く転がりますが重い。クラシックなゴールドのようね軽量リムは、リム高が低く軽く乗り心地はいいけど、キンキンに堅く絞めても、転がりはエアロリムにかないません。スポークの太さや締め具合でも変わるから、詳しくはよくわかりません、微妙な問題です。
■自転車はフレームとホイールです。
その次が写真に写っているパーツたち、まずはチェーンリングとスプロケット。エンジンが脚なら、トランスミッション。ギア比が自分の脚、走り方に合っているかどうかがポイント。軽いギア比が好みです。
クランク長は155mm、PCD110のショートコンパクトクランク。大腿骨の長さから計算するとこれになります。回しやすくっていいですよ。GTのクランクでDOTEKのOEM生産品。チェーンリングはフロント48T・34T、スプロケットが14T-26T。これは脚力で決まります。峠を超えるなら前は小さく後ろを大きくですね。前は48Tでも余まりますから44Tでもいいかもしれません。走るコースとも相談して決めます。後ろはできれば28Tが欲しい。こんどは高体連のスプロケットを使ってみよう。ペダルは通勤でも使える両面ペダル。PD-M324。
■次にギア比とクランク長です。
ブレーキキャリバーとレバー、手が小さい私にはショートリーチのレバーが必需品。テクトロのショートリーチ。キャリバーはBR-3300 でシューが7700。 止まれない自転車はいけません。
フリクションのWレバーならどれでも手加減ひとつでなんでも変速するからディレーラーはなんでもいい、RDが古い105とFDが貴重なSANTE。レバーだけCampagnolo。これがまたいいのですよ、なめらかな動きでもきちっと止まります。でも次期主力戦闘機にはSTIか Ergo Powerの10速でしょうね。
ハンドルは、Nitto M-184、リーチ80mmドロップ130mm。ステムは古いTTT、85mmと短くてもシャープなフォルムがいい。サドルは、Selle Italia SLR、165gと軽い。ピラーは適当にアルテグラ、26.8mm。
■適正なポジションに合わせるためのステムとピラーです。
前後LEDライト、これは必需品、バックライトは法律で定められてます。それとサイクロコンピューター。全てキャッツアイ。以上でした。
おまけでクランクのはずし方。
まずはペダルレンチでペダルをはずす、内側から六角レンチでもいいですが、しっかり取り付けるにはレンチの方がいい。左ペダルは逆ネジだから注意。
次はクランクキャップをはずすとフィキシングボルトが見えるからレンチではずす。これは左右とも正ネジ。ワッシャーも付いているので一緒にはずす。
専用工具のコッタレス抜きを使う、フィキシングボルトを抜いた後、クランクキャップがはまっていたネジにコッタレス抜きをねじ込む。外側のボルトを絞めて行くとBBシャフトからクランクが抜けて来る。
外側のボルトが伸びて、シャフトを押すようになっている。