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龍野から室津ツーリング01

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いつもの網干から姫新線で駅を3つ西へ行ったところ、龍野は播磨の小京都と言われる風情のある町らしい・・・・、今年は趣向を変えて本竜野駅まで輪行して、この城下町を巡り、揖保川を下って室津の牡蠣と相生の白龍温泉をめざして走る計画を立てる。

8:00大阪駅から播州赤穂行新快速に乗る、9:24着いた駅は竜野駅? 本来は姫路で姫新線に乗り換えて、本竜野駅の予定だったのですが姫路駅で・・・う・っ・か・り・・・。こうして予定は変わっていくのです。ここから龍野旧市街まで計画とは逆に揖保川に沿って北へ遡る、走りやすい広い歩道をのんびり走る。幾つか薄口醤油の工場の煙突が見えてくるとそこは龍野の町。ヒガシマル醤油の屋号も見えて来た。

白い漆喰壁と格子が連なる城下町の商店街。静かないい街並みです。100年以上前からの老舗の本屋、2階にも本棚が並びくるっと廻れる回廊になっている、角が丸いのも特徴的。天窓からの明るい光が射し込むことで、本が読めるよう配慮してある。豊かな時代の進取の気風が感じられる。

旧藩主脇坂氏の邸宅。明治維新で江戸から帰って、西宮に移るまでの仮の屋敷。家老の屋敷を2軒潰して建てたそうだ。その後カトリック教会になり、今は市営の集会所になっているので、荒れてはいるが、とことどころに見事な細工がある。こじんまりとした2畳の茶室は、躙口や障子窓、炉の切り方に和の比率を感じる。狭い茶室は妙に落ち着くいい空間だ。管理人の小母さんがつきっきりで隅から隅まで丁寧に説明してくれます。少し手を加えればいい文化財になるのに・・・・惜しい・・・・。ここで小一時間を過ごす。

藩主が京都所司代の時に、孝明天皇から賜ったという茶室の聚遠亭、これも見たいが、お腹が空いてきたので、お城も外からだけ眺めて、今日の目的地室津へ向かう。ひさびさのツーリングなので25km/hをキープしながら、揖保川に沿った道をまっすぐ南へ下って行く。川原からはにぎやかな雲雀の囀りが聞こえて来る。


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by knos3 | 2014-04-04 21:30 | 自転車