四天王寺わっか市 02
わっか市で手に入れたもの、生活の一部。
先日紹介したMAF製造、銅製玉子焼き器。本来は鉄の現代アート作家なのですが、生活用品を作るようになって、我家でも手に入るようになりました。今日MAFのブログを覗いてみると、すでに銅のフライパンが進化しています・・・・。他にはギャラリー エン製、御飯茶碗と湯呑 黒い土に磁器の粉を塗って、その上に釉薬をかけたもの。薄灰色の渋い色合いが好みです。高台を細く絞った形が、小ぶりの、御飯茶碗。志野焼のような白くぽてりとした厚みのある釉薬も良いアクセントになっています。
こうして我が家では生活に必要なモノが一個づつ増えて行くのです。同じものよりはいろんなものがあった方が愉しいので・・・・。
四天王寺わっか市には、他にも、お手製の豚まん「くるくる」とか自家焙煎の珈琲豆屋、「ふくろう珈琲」。ここの珈琲は特別で、優賞した貴重な豆とか置いてある。プロの技を聞いてみると、50度で入れるのだとか・・・・。玉露も低い温度じゃないと甘く出ないでしょ・・・・と、言っていた。琥珀色の珈琲は味と香りがしっかりしていて、スッキリとした味わい。和風総本家じゃないですが、こういう所が日本の職人さんのこだわりです。
有機野菜の店も試食してみた。マンゴのような香り高い富有柿。有機トマトも甘く濃い味。インゲン豆も只者ではない。普通に味があっておいしい。
遅々に行ったのですべてを見ることはできなかったが、面白い物が多く出ています。百貨店や量販店、SCでは手に入らないモノは大量に作れないものだから・・・。量販店は量で販売する形態ですが、質と価格を合わせて比べてみると、けっして安くはありません。安いのにはそれなりの意味がちゃんとありますから、よく考えて買うことです。
小さな市場ですが、生産者や製造者の顔が見える市はこれからの時代には必要な流通形態なのではないでしょうか・・・・。