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MarkAudio CHR70-V3 図面ができた。

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簡単にCADで作図してみる。フロントバッフルの内寸を1:1.618の黄金比にして、高さと奥行きを1:1.414の大和比になる寸法で 容積が10.3Lになるように、表計算を使ってシュミレーションする。端数を丸めて、140:225:320とすると容量は10.1lLとやや小さくなるが、幅で3mmの違いはプロトタイプなのでこれでいいいでしょう。ダクトは直径38mmで長さは板厚15mm込みで110mm。とスピーカー設計プログラム結果のとおり。

図面に描いてみるとイメージが湧いて、現実に一歩近づいたような気がする。

1:1.414の大和比は半分に折ると、同じプロポーションの矩形になり、それを繰り返すと美しい螺旋状になる。向かい合う面が小さく、多くなって、定在波が分散されて強い定在波は出にくそうな形状である。スパイラル型をした逆ホーンようにも見える。消音効果もありそう・・・・姿もいい感じなので、この形を活かしてスパイラルフィルターとでも命名して、効果のほどを確かめてみることにする。

作ってみないと分らないのですが、コンセプト通りに美しい響きのキャビネットになりそうな予感がする。

板取りは、同じ幅の板は一度セットした幅を替えないで連続して切れるようにすることとで、多少狂ったとしても同じ幅になることを優先する。鋸刃の厚みを3mm分として計算すること。見た目を良くするには、木目の方向も考慮しておかないといけません。


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knos3


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120506 MarkAudio CHR70 V3
by knos3 | 2012-06-15 12:31 | 音楽