BICI CLASSICA
小雨のパラつく日曜日、中途半端な天気。ツーリングは中止にしてVIGOREをトリプルクランク化することに・・・・。BBはそのままでクランクだけ交換してみたのだが、ディレーラーの調整が上手く行かない。なんとか、ぎりぎり変速できるように調整して、雨の上がった夕方、光のルネッサンスが始まる中之島までテスト走行、まだ早いのでふらりとBICI CLASSICAへ。
イタリア人の建築家が集めた、イタリアンビンテージバイクのコレクションが和の空間に並んでいる。
中央のテーブルにチェッリーニCellini、ブランドの名前ではなく、500年前のイタリアの芸術家であるチェッリーニCelliniのための記念の自転車。総クロームメッキのフレームはラグだけクリアピンクで塗装でされている。エアロの流行った頃でフロントフォークもパイプをつぶしてあり、いたるところにこだわりの造形が見て取れる。実に美しい自転車だ。サドルの頭が切れているのもエアロ効果を狙ってのこと。
他にもMaratoni、初めてロストワックスラグを作ったビルダーさん。知らない名前の工房の自転車にもいい自転車は多く存在するのだ。全盛期の80年代のクロモリバイクはイタリアンビンテージバイクの美意識の高さと洗練された造形を見せてくれる。
ロングライドや輪行に使える自転車ではありませんが・・・・。いいものはいい・・・・。こういう世界も嫌いではありません。
手頃な価格でいい自転車を企画中で、こだわりのクロモリフレームなのだそうだ・・・・。何でもナカガワとウエムラ塗装、ブランド名はベラーティ。来年の始めには出来上がるそうだ、イタリア人がデザインをして日本のビルダーが作った自転車を見てみたいものです。
091220 BICI CLASSICA
ところで、トリプルクランクはというと、ダブル用のFDでは26Tから38Tへの変速がきびしい・・・・。明日はトリプルFDとBBを買いに行かなくては・・・・。
20101211
knos3
コンパクト34Tが大きく見える・・・・。